今日(11日)名古屋市高年大学鯱城学園 第124回 公開講座
「美術は身体にどう向き合ってきたか」~古代から現代まで
私「洋ちゃん」馬場駿吉先生の講演を以前に感銘しながら聞いた記憶あり。
馬場先生は名古屋市立大学病院長を勤められた耳鼻咽喉科のお医者さんです。
講演要旨のほんの一部(私が注視した内容のほんの一部))
画家(作家)が生きた時代を如何に画(絵)として描いたか、その時代を想像しつつ鑑賞する
☆それが、今日とどう違うかを考えながら鑑賞する。
画家(作家)が何を訴えたいのか想像しながら鑑賞。
美術は目で見て、視覚から「五感」の領域に対応していく。
自画像…画家は自分の姿を知って欲しいため描く場合が多い。
肖像画…第三者が描く
言葉と画(絵)の関係…タイトル(画題)を付けることにより画(絵)が生えてくる。
等々(美術館では音声ガイダンスの利用を勧める)
結論
頂いたレジメをスキャン
古代から現代の芸術作品を個々に紹介され、
医師の立場から、
その時代毎の、身体表現から見出される事柄を理解すろことができました。
例)
原始美術における身体表現⇒祈り
古代ギリシャ・ローマの彫刻⇒身体を誠実に賛美
中世東洋美術⇒身体に強い関心を示す…造形(例;女神像等)
ルネッサンス期⇒身体の力強さを賛美しながら身体の表現
バロック・ロココの時代(17世紀~18世紀)⇒身体の描写に豊かな情感を加える
近現代美術⇒身体の多様な追及…ヴーナス、マネの絵等ーヌードー光をあてた身体の美しさ
社会と身体⇒ロダン(考える人)
等々