今日(19日)名古屋市中生涯学習センターでの「公開講座」に参加・・・
講師の方は、
平成4年(1992)名古屋城本丸御殿障壁画復元模写の指導開始…
以来、今年で本丸御殿障壁画復元模写制作は23年目に入る。
(要旨です)
復元模写とは、
・原本資料に忠実に、可能な限り制作当初の姿に復元制作する試み…
・本丸御殿障壁は極めて水準の高い狩野派の名手が手掛けている。
復元制作には使用画材も原則として400年前と同じものを使用することを目標とする。
画材の内、
・絵具については、比較的入手が可能であるが、
・料紙については、復元が難しい。
模写はレプリカではない。
・レプリカは見た目が表面的にそっくりに出来ればOK.
・模写の目指すところは原本に肉薄すること…
⇒模写という絵画制作
⇒自己を投影する意図は排する。
・名古屋城本丸御殿障壁画復元模写は、1300面以上の制作規模を誇る・・・
・完成までにはあと十数年を要する。
名古屋城本丸御殿障壁画復元模写作品(ネットよりコピー)
風俗図(対面所 次之間東側戸襖絵)
桜花雉子図(表書院一之間東側襖絵)
桜花雉子図(表書院一之間東側襖絵)
桜花雉子図(表書院一之間北側襖絵)
桜花雉子図(表書院一之間北側襖絵)
模写芸術の奥の深さ、難しさを理解・・・
完成した作品をパワーポイントで紹介、
⇒模写作品の鑑賞の仕方が少し分かりました。