先日、熱田区方面の機関紙
『あつたっ子に「芭蕉が詠んだ熱田の海の二つ句碑」』
を紹介する記事があり。
宮の渡し公園に芭蕉の句碑を設置したとの事。
芭蕉ファンの私「洋ちゃん」です。
上記の芭蕉の句意について
・野ざらしを覚悟の旅も大詰めを迎えた。
・ここでしばらく休んでいこう。旅の命綱であった草鞋も笠もこの海に捨てて、
桐葉の手厚いもてなしに安堵した気持ちがにじみ出ている句。
・12月、熱田での、夕闇に舟を浮かべての作。
・海暮れてというから既に視界は失われている。
・夕闇につつまれて見えない空間から伝搬してくる鴨の声を、「白し」と色で表
現した感覚はさすが。
・「ほのかな」とは暮れなずむ暮色の表現でもあるのだろう。
・叙情性をたっぷり含んだ芭蕉秀作の一つ。
左の句
※熱田の海の句ではありません。
「なんとはなしに 何やらゆかし すみれ草」