井上士朗筆、画賛句《士朗 その30》:(よい月が  出やうとするぞ 秋のくれ)《士朗 その30》 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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江戸時代中・後期の俳人で、

 「尾張名古屋は士朗(城)で持つ」と言われた、

井上士朗の画賛句を紹介させて頂きます。       
                 (私の収集品です)

軸装です。

古い作品でシワ・汚れが多く相当老朽化していますが私の大切な収集品です。


士朗の句はユーモアもあり大好きです。




  
句の詠み方

 よい月が 

   出やうとするぞ

          秋のくれ

    朱樹士朗㊞


枇杷園句集  

  秋 巻之三

 に記載されている句です。 


この句は、

士朗の居宅(現在の泉二丁目付近) 

 東窓から猿投山の月が望まれ、

その‘月”を詠んだ句とされている。


(付記)

2011年9月3日にタイトル

井上士朗の句(よい月が~~)《士朗 その11》 」として短冊書きの同じくをブログしました。

こちらも是非ご覧ください。