江戸時代中・後期の俳人で、
「尾張名古屋は士朗(城)で持つ」と言われた、
井上士朗の画賛句を紹介させて頂きます。
(私の収集品です)
軸装です。
古い作品でシワ・汚れが多く相当老朽化していますが私の大切な収集品です。
士朗の句はユーモアもあり大好きです。
よい月が
出やうとするぞ
秋のくれ
朱樹士朗㊞
枇杷園句集
秋 巻之三
に記載されている句です。
この句は、
士朗の居宅(現在の泉二丁目付近)の
東窓から猿投山の月が望まれ、
その‘月”を詠んだ句とされている。
(付記)
2011年9月3日にタイトル
「井上士朗の句(よい月が~~)《士朗 その11》 」として短冊書きの同じくをブログしました。
こちらも是非ご覧ください。