東区の建中寺・本堂の北にある、
「御霊屋」が現在彩色を中心として
保存修理が行なわれています。
‘御霊屋”は「権現造り」の本殿で、
県指定文化財に指定され漆塗りと彩色で装飾されています。
普段は非公開の建物ですが、
私「洋ちゃん」は内部まで拝見させて頂いた事があります。
それは、それは素晴らしく、荘厳さに圧倒されました!!
建中寺は慶安4年(1651年)二代藩主光友が、藩祖義直の菩提を弔うため創建したお寺です。
御霊屋は、
藩祖義直公150回忌を記念して寛政10年(1798年)に建立された建物で、
藩祖義直を始めとして尾張徳川家歴代藩主の位牌及び厨子を安置する建中寺のシンボルであります。
一昨日(21日)に建中寺・本堂で催された、
御霊屋の保存修理の進行状況や、彩色修理・技法についての講演を聴取してきました。
(要旨です)
・劣化した部分のが多々あり。
・雨漏りには細心の注意。
・特に、雨で濡れやすい、
建物下部には水に強い漆を塗り、ぬれにくい上部は水性塗料で彩色。
・経年劣化が進む彩色、汚れの除去、傷み防止のため2015年度までの5年
間で保存修理を進めているそうです。
建中寺まで、我が家から徒歩で数分で行けます。
度々、散歩等で訪ねていますが保存修理の様子は外からでは不明です。
保存修理終了後には、是非・必ず訪れたい気持ちでいます。
左・下)パンフレットをスキャン
左・下)山門の東にあります
北側の道路沿い
よりデジカメ
今朝、山門の西に植えてあります「梅」をデジカメ。