井上士朗の句《士朗 その18》;「青天に 雪の遠山 見へにけり」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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江戸時代中・後期の俳人で

「尾張名古屋は士朗(城)で持つ」と言われた、

井上士朗の俳句です。

 

古くマクリの状態で、汚れ傷等が多々あり、相当老朽化していますが私の大切な収集品です。


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詠み方

青天に 雪の遠山 見へにけり

 

青天=

 晴れ渡った青空。晴天。

 

枇杷園句集

  巻之四

   冬

   雪

に記されている句です。

 

句意

冬の晴れた日、青々とした空を背景に雪をいただいた遠山が見えるのである。

 

「雪の遠山」は南アルプスの山々か。

名古屋からは、御岳あたりがひときわ美しく見える。