延喜式について調べました。
昨日、高牟神社をブログしましたところ知人から「延喜式」について尋ねられました。
延喜式とは、
平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)で三代格式の一つである。
三代格式のうちほぼ完全な形で残っているのはこの延喜式のみです。
* 905年(延喜5年)醍醐天皇の命で編さんが始まり、平安時代初期の禁中(宮中)の年中行事や
制度などのことが記されいる。
927年(延長5年)に成立。
平安初期の制度・儀式作法等の細則を集大成したもので50巻よりなる内に記名長の項目がある。
967年(康保4年)施行。
神社の石柱に(名前の上部に)
「式内」と書かれている神社は延喜式の記名帳に記載されている神社です。
記載されていない神社は「式下(しきげ)」という。
私の住む名古屋市東区にある「式内社」は次の二社のみです。
①物部神社 東区筒井三丁目(桜通り、赤萩交差点北東)
②片山神社 東区芳野二丁目(名鉄・瀬戸線、尼ヶ坂駅の南東)
左)物部神社の石柱
下)片山神社の石柱
(下の自転車はマイサイクルです)
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東区内にある神社です(抜粋)・・・式内の彫りなし。
大松町にある大松神社 泉三、松山神社 赤塚、新明社 徳川、片山八幡
(追記)
「律令格式」とは
律・・・刑法 令・・・行政法 格・・・律令の改正 式・・・律令の施行細則