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骨盤全身矯正・枚方市牧野のさかぐち整骨院 院長坂口の健康ブログ

自宅で出来る痛みが出にくい体作り予防 長続きしやすい簡単で効果的な運動などを紹介します。

さて、本日のテーマは『疲れからくる慢性腰痛』です。

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皆さんは、このような経験はありますか?


●仰向けに寝ると腰が痛い
●うつ伏せや、横向けで寝ると楽
●腰が人より反っている
●太ももの前側とふくらはぎが張る
●なんだか、腰と同時に股関節の前側(鼠径部)が痛い

このような方は、以下のセルフケアを行うと痛みが緩和する可能性があるので必見です。
また、上記に当てはまらない腰痛持ちの方(ギックリ腰を除く)も効果が高いので是非行ってみてください。

 

ところで、上記に当てはまる方が決まって悪くなるポイントがあります。

 

それは・・・『腸腰筋』という筋肉

 

この筋肉は鼠径部の中側・下腹の奥に存在する筋肉でいわゆる『インナーマッスル』と呼ばれる部分です。
一時期、陸上の短距離の記録保持者がこの筋肉を鍛えているということで話題にもなった筋肉ですね。


場所的には腹部に近いですが、構造的には腰の筋肉になっています。

先ほどの5つの項目に当てはまる方はこの筋肉がものすごく固くなっている傾向にあります。
この筋肉が固くなると骨盤が前に傾きすぎて、姿勢的にお尻を後ろに突き出し、

腰を大きく反らしたような姿勢になります

 

意識してやると分かると思いますが、この状態ってかなり腰が辛いです。
上記の5つに当てはまる方は無意識にこの姿勢をキープしていることになります。
これが、慢性腰痛の大きな原因になっているのです。

では、本日はこの腸腰筋に対してのストレッチを紹介していきたいと思います。

 

腸腰筋のストレッチ

1.まずベッドの上で仰向けになります。図のように、ベッドの端ギリギリの位置でセットします。

(今回ストレッチをかける方の腸腰筋は左です。)

 

2.次に下図のように左脚をベッドの下に垂らすようにします

。あまり低すぎるベッドでは行えないので注意してください。また、反対の脚の膝は曲がらないように気をつけましょう。

 

3.2の状態から膝を軽く曲げていき、太ももの前面から腹部の奥の方(赤い矢印のライン)

にテンションが感じられれば、しっかりと腸腰筋が伸びています。その姿勢のまま、大きく呼吸を10回行います。

 

4.これを反対も行えば完了です。

 

 

いかがだったでしょうか?

出来る場所が限定されますが、このストレッチをしっかりと行うと慢性腰痛の改善に繋がりますので、

悩んでいる方はしっかりと行ってみてください。