童心にかえるつもりで久しぶりにコロコロコミック8月号を買ってみた。

久しぶりってか小学生の時はごくまれに兄が買ってたのではじめてかもしれない。

 

子供の時に読むよりも別の視点でも見てることに気付く。

 

低学年から見て面白いのが前提であるが、

「大人が読んでもちゃんと面白い?あるていど通用する漫画」もある。

 

子供向けの漫画を大人が書くってのはすごい難しい縛りな気がする。

「子供に寄せた不自然な大人が思う子供向け」と

「子供心が残っていて子供が面白いと思う子供向け」があって

不自然な方は多分人気がなくなると思う。

 

「大人が読んでもちゃんと面白い?あるていど通用する漫画」は整っているが、たぶん子供からすると爆発力に欠ける。

 

おもちゃやカードゲーム・TVゲームを題材にした漫画が多く、

オモチャカードゲームあたりは世界感が作りやすくわりと幼い子供ウケ出来る気がする。

 

難しいのは、ポケモンや妖怪ウォッチとかのすでに世界感がほぼほぼできあがっているゲームでの漫画ではないかと思う。

ポケモン妖怪をっちの漫画はおそらくそれなりの絵の実力認められた人が満を持して編集者から依頼されている。

妖怪をっちはアニメ化もされているのである程度のドラえもん的なストーリーもつくりやすいであろう。

特に目についたのはポケモンおそらく選ばれし物が描いており絵がうまいんだけど

 

雑誌の後半に乗っておりいまいち人気がつかめてない様子。

ゲーム上のストーリーや世界感ができがあっているしアニメのポケモンとは違えないといけない?ので、漫画化が難しいんだろう。

なんとなく世界感?ってか展開が面白い!てより、へぇ~・・って感じで当たり障りがない気がする。

 

とはいえ、まったくゲームオモチャ関係ない部類から漫画を作るってのも、

子供の情報量の少なさから話を作るのが難しいってのもあり作者側の苦戦を感じる。

 

主に低学年向け漫画でもさらに下の人へ向けた漫画もあり、

これは雑誌の入り口には向いているのだけど、子供の成長も早く1,2,3年でませてくる子供にとっては幼い漫画になるし

人気作を狙うには難しい。

 

でもこの人達の書く漫画の中心部?には、「誰でもわかる表現」っていうのが根本にあって、

本来この人達の中・それを目指す人の中から、ドラゴンボールなどのヒット作を生む潜在能力のある人がどこかにいるんではないか?

雑誌によってそれが制限されてしまっている人がひそんでいるんじゃないか?とも思う。

 

大人になって読むと違う視点が生まれるものだなと思った。