著書サイト
新・アラビア半島定点観測 前田高行責任編集
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石油と中東
前田高行
アラブの大富豪 (新潮新書)
7,980円
Amazon |
2008年2月20日初版
もっと主婦でも気軽に読める大衆向けの簡易なな本かと思ったがちょっと難しかったので、
かなり飛ばし読み。
王族とか歴史のこととか現在のことなどが書いてあった。
オイルマネーは国民にそれなりに分配され国民は日本人よりも裕福な可能性があるっぽい。
<国民一人当たりのGDP>
日本3万6千ドル
アメリカ4万2千ドル
中国1500ドル
インド700ドル
UAE3万2千ドル
カタル5万7千ドル
GDPなどでそれが現れないのは、近隣国などの出稼ぎ労働者<国籍を持たない外国人労働者まで人口統計にUAEなどの湾岸諸国は人口統計に含まているそう>がその数値に混ざってるから?みたいな感じで。
そういう外部の人を抜くと、
著者の予想としては、国民一人当たりのGDPの試算は、
UAE14万ドル
カタル17万ドル
(P114)
~~~~~
とはいえ、周りの国?の状況、位置関係を知らない。
著書の文面からして、
オイルマネーのない国?出稼ぎに来るような国は、おかねもちではない。
オイルマネーはすごい。という内容の本だ。
うサマ・ビンラディンの話も出てくる。
ビンラディンの父がサウジの王室の御用達?専属の建設業者までのぼりつめ一代で金持ちになった。
子どもは生涯20人いて、その金が遺産で300億円ていどはサマビンラディンにながれた。
ビンラディン家はサウジアラビアの御用達の建設業者で、をどちらかというと由緒正しき?というかちゃんとした家柄といえそう。
アフガン戦争後もテロ活動後もテロ活動を続ける彼に対し、
ビンラディン家は1994年に、勘当同時にサウジアラビア政府もウサマビンラディンの国籍をはずしたそう。
ウサマビンラディンだけが?(ほかの人のことは書いてないからわからない)ちょっと異質なようだ。
サウジアラビアは王がいるわけで、
外国の王とかもそれなりの位置で見ており、
イギリスなども王がいる。
日本では天皇をそれなりに重要に思ってるようだ。
そう考えると日本にも王様は必要なのかもしれないと思った。