「Kakaちゃん、あのさ、わたし実はさ
原付の免許、失効になっちゃって、いまチャリなんだ」
えっ
だって
ここ最近まで乗ってたよね。
お誕生日一年近く過ぎたよね?
「てへ実はさしばらく無免許だったっちゃ」
決して許されることでは無く
軽蔑、非難しちゃうところなんだけど
なんか彼女は憎めなくて
じゃあ、はやく免許取りに行きなよ
わたし、免許センターまで乗せていくからさ。
近々、免許を取りに行くことになった。
彼女は、どんな時も笑っていて
楽しい話題を聴かせてくれる。
お父様が亡くなった時も、
病院まで走って、転んで
笑っちゃった、って。
糖尿病かもしれない、とわたしに相談があり、わたしが持っていた、尿のセルフ検査キットで調べたら
糖MAXの数値が出た時も
「ちょっとKakaちゃん、わたしヤバい」
と泣きながらケラケラ笑っていた。
彼女には友達が沢山いる。
おとこも
おんなも
彼女を離さない。
みんな、
やっぱり彼女を評価していて
大切に思っているからだろう。
わたしも漏れ無く
その中の一人だ。
今日は彼女と1日一緒にいたが
終始、二人で大笑いの1日だった。
感謝。
懐かしいなあ。
また呑みたいなあ
黄色がわたし。
青色が彼女。