おばあちゃんが入院しまして、頻回に地元に帰るようになってるんですが、おばあちゃんの難聴が進行してまして。


そんなおばあちゃんと母が話してるのをみてると、

めちゃ険悪だったんですよね。


「え?なにぃ!!?」

って大きな声でばあちゃんは聞き返すし、

「だーかーらー!」

って母は大声で叫んでる笑い泣き


そこで通訳で私入りまして、意思疎通がとれました。


耳が遠い方と話す時、つい「大声で、叫ぶように」みなさん話してしまうと思います。


でも実は、ただ声を大きくするだけでは、お互いに疲れてしまうだけなんです。


​せっかく寄り添って話しているのに、聞き返されたりイラッとされたりすると、お互いに悲しくなってしまいますよね。


なので今回は、耳が遠くなってきた高齢の方とお話する際のコツを7つお伝えします!




  1「正面」が基本!後ろから話しかけない

​耳が遠い方は、耳だけでなく「目」でも情報を読み取っています。

後ろや横から話しかけられると、心の準備ができず、ただの「雑音」に聞こえてしまうことも。

1.5〜2メートルほど離れた正面に立ち、目を合わせてから話し始めましょう。

それでも伝わらない場合は、自分の手を口の両脇にあてて、メガホンを作り、伝えたいひとの耳の近くに当てて、骨伝導を利用して伝えるという手もあります。



  2「高い大声」より「低い響く声」


​年齢を重ねると、まず「高音域」から聞こえにくくなります。

女性が高い声で「〇〇だよ!」と叫ぶと、キンキン響くだけで言葉として認識しづらいのです。

「やや大きめの、落ち着いた低い声」を意識すると、スッと届きやすくなります。

自分が出せる、最大限の低い声で行きましょう!


  3「一言ずつ」区切って、口を大きく


早口は禁物です。

「明日は、病院に、行きますよ」という風に、一言一言をゆっくり区切ってみてください。

母は、「あーしーたーわーびょーいんにー」って全部の音を伸ばしてたので、「なに?」ってよけいなったのだと思います。

そして口の動きを見せれるなら、しっかりみせながら会話するのがいいですね。言葉を予想しやすくなります。



  4 「ねえ、おばあちゃん」という合図


​会話を始める前に、まずは名前を呼びましょう。

「あ、これから私に話しかけるんだな」と、相手が聞く準備を整えてから本題に入るのがポイントです。注意点をしっかりと向ける。向いてるか確認をしてから話しかけるということは、とても重要です。


   5 伝わらなければ「言葉」を変えてみる



​同じ言葉を何度も繰り返すと、お互いに語気が強くなってしまいますよね。

「着替えの服ある?」が通じなければ、「服ある?きれいな服」という風に、別の分かりやすい言葉に言い換えてみましょう。

色んな言い方でチャレンジしてみてください。


  6 周囲の雑音をカット


​テレビがついている、換気扇が回っている……。

そんな環境では、声がかき消されてしまいます。大切な話をするときは、テレビを消すなど、静かな環境を作ってあげてください。

人間は必要な音だけを聞き取る能力があるのですが、補聴器をつけていると、全部が大きく聞こえている場合もあります。

たまにしか補聴器をつけない方に多いですね。

また、高齢の方は注意を分配する力も低下することがあるので、集中できる環境を作りましょう。


  7 「疲れたかな?」のサインを見逃さない


​実は、聞き取る側はものすごい集中力を使っています。

相手がふっと視線を外したり、ぼーっとし始めたら「休憩」のサイン。

無理に続けず、少し時間をおいてからまた話しかけてみてくださいね。

  最後に


加齢により、耳が遠くなるのはそうなのですが、なかには他の病気が隠れている可能性もあります。短期間で急激に悪くなったなどの場合は、早めに耳鼻咽頭科等受診してくださいね。


これらのコツを使って、皆さんが少しでも楽しくコミュニケーションが取れたらと思います。


同居のかたで、おばあちゃんやおじいちゃんのテレビの音が大きくて困るショボーンと言う方もきくので、↓みたいな専用スピーカーもおすすめです。参考にしてみて下さい。

 

 

日本耳鼻咽頭科頭頸部外科学会様のサイトに難聴の仕組みについて書いてくれてますので、気になる方は見に行ってみてくださいね。