すべては地図に書いてある
あけましておめでとうございます。例年、年末年始に書いてた「映画のまとめ」は卒業したものの、さあ、何を書いていくか?今は便利な世の中で、ChatGPTやGoogle検索のAIモードで、大概のことは解決がつくのですが、「今は無くなってしまったちょっと前のこと」については、AIはけっこう弱いようでたとえば昭和56年までサンシャイン60通りにあった「テアトル池袋」のことを聞いても自分のブログを紹介されちゃったりするのです。でもこんなお返事をもらうと、存在を認めてもらった気がする反面、間違ったことは絶対に書けないな、と思います。私には豊富な経験も分析力もコネも資金もないんですが、ただ「地図」という強力なブレーンのおかげでどうでもいいような疑問はけっこう解決してきました。戦時改描なんかもありますが、複数の地図にあたることでファクトチェックがし易い、ということもあります。先日雑誌「東京人」のことを書きましたが、1つ前の号の特集は「地図ワンダーランド no map,no life」でした。地図の特集号は今までも何度かあり、左は1993年3月号。今までのは、専門家に取材したものを編集部で無難にまとめてる感じが強かったのですが今回は古道研究の第一人者で古い地図のコレクターでもある荻窪圭さんが「地図愛」全開で執筆されているので、もうテンションマックスになりました~ちょいちょい「地図自慢」を挟んでくるのも共感度高いです。表紙の地図は蛇腹式の折り畳み地図。探したら私も(同じ地図ではないですが)持っていました。指の形に丸くカットされたインデックスも昭和30年以降の「地図教材社」が引きついでいましたが、今は見ないですね。これ、角が丸まらなくてすごく扱いやすいのに、なんで廃れてしまったのか?よくいわれることですが、江戸時代の切絵図や伊能図はネットでも図書館でも見られるのに自分の実体験のある昭和の大縮尺地図のほうがなかなか手に入らない、不思議。私はコレクターではないので、希少で高価な地図は必要ないんですがまあ晩年の趣味として、(小型本に限定した)地図集めはそんな悪くないですよね?