突然ですが、
フランスの俳優ギョームドパルデューガ37歳で亡くなった際、両親のエリザベートドパルデューとジェラールドパルデューがお葬式で語ったスピーチの抜粋を下に載せます。
子供を自分の所有物ではなく、本当に一人の人間として扱っていたことがわかる文面なので、覚え書き用に。
自閉症の息子が心配で仕方ない私には、必要な考え方です。私には、息子の幸せも不幸も決める権利はないのだ。
以下ギョームのウィキペディアより…
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「その夜、私は彼が出発したことに気がつかなかった。彼は物音ひとつたてずに去っていった。 私がようやく追いついた時、彼は毅然とした表情で足早に歩いていた。彼は、私にこう言っただけだった。 “あぁ!来てくれたんだ…”彼は私の手を取った。だが、それでもまだ不安げだった。」 「わかってくれるよね。遠すぎるんだ。ぼく、とてもこのからだを持ってけないよ。重すぎるんだもの。」
Cette nuit-là je ne le vis pas se mettre en route. Il s'était évadé sans bruit. Quand je réussis à le rejoindre il marchait décidé, d'un pas rapide. Il me dit seulement: Ah! tu es là... Et il me prit par la main. Mais il se tourmenta encore
Tu comprends. C'est trop loin. Je ne peux pas emporter ce corps-là. C'est trop lourd.