8月24日付けの「読売新聞」に
認知高齢者 305万人
10年間で倍増
という記事が出ていた。

そして、「くらし・家庭」の欄で
「ぎんさんの娘たち」
というタイトルで
先日書いた、ぎんさんの4人姉妹の
長女(98歳)の話が掲載されていました。

長女は、9年前
認知症の症状が目立つようになり
ぼんやりすることが多くなった。
「お勝手にも入らなくなり
包丁を持つのも怖くなった」と…

当時同居していた長男夫婦
長男が同じ時期に病気になり
老々介護では十分な面倒を見切れない
ということで、施設に入る話も出たそうだ。

その時、猛反対したのが
末っ子の4女


「お姉さんは、まだ自分のことは
自分でやれる。施設に入ったら
もっと悪くなる

ということで、2番目の姉に頼んで
同居してもらうことになったそうです。


同居を期に、
4姉妹で集まることが多くなり
「昔の事を、ギャーギャー
話すのは、楽しい」と長女が言い

半年ほどすると
症状に大きな変化が見られ
ボーっとすることが、少なくなった。

同居の妹に励まされながら
台所にも立ち、
味付けや煮物を担当するまでに


医師のコメントによると
「軽いうつの状態で
認知症の症状が出ていた可能性がある。
賑やかに姉妹で会話を楽しむことで
改善したのであろう」
だそうです。

認知症の人すべてが、
改善するわけではないが
こういうケースも有るという話が
記事の内容でした。


rakurinchoはコレを読んで

昔、友達のおばあちゃんが
「長女」と同じように認知症?
という事で、友達は
当時、幼かった二人の息子を連れて
世話に通ったそうです。

その息子達は、
おばあちゃんにとって「ひ孫」


動き回り、はしゃぎまわり
泣き喚く


その刺激が良かったのか
おばあちゃんは、ひ孫の面倒を
やり始め、やがて元の元気な状態に
戻っていったのです。

そして、亡くなるまで
下の世話を掛けることなく
旅立ったそうです。


この二つの例から
いくつになっても人間は
目標を立てて
遣り甲斐・生き甲斐を持つことが、
大事だと思いました



人は、
志望校 → 就職 → 結婚 →
昇進  → マイホーム → 子の教育…

と段階を踏んで、
遣り甲斐・生き甲斐を持っているが、
あるとき突然、プツリ と途切れる時が…

それが
定年だったり、
子の巣立ちだったり
伴侶との死別だったり…

こうしたタイミングで
遣り甲斐・生き甲斐が切れちゃうようです


このきっかけを見て
気付いた事があります


どれも、相手が(人)が消えた時です。

人を、遣り甲斐・生き甲斐にしていると
プツリ
ハサミになり易いのかもしれないですね

rakurinchoも
あの人の笑顔が見たい

喜んでもらいたい

役に立ちたい 
が、遣り甲斐・生き甲斐になってます

この他にも、
人を対象としない遣り甲斐・生き甲斐を
見つけなくては…

そう、何かをマスターするとか
自分自身の目標を持っていないと
認知症になるかもしれない…

また、rakurinchoの人生に
宿題が出たみたいです


みなさんは
何を目標にしますか?

あれば教えて下さい

参考にします