きのうTVで、「残念な女…」という
番組をやってました。

4人のうち、3人までが片付けられない人
しかも、40前後の一人暮らし…
もちろん、独身


片付けられない人の、汚部屋

片付けさせるべく
モチベーションが上がり易くする為と
サポートにイケメンを付けるという
なんとも、イージーな発想の内容でしたけれど

見ているうちに、考えさせられてしまいました


「片付けよう
」とイケメンが説得するも
初めのうちは、3人とも異口同音に
「ほっといてよ!

「イイじゃない!自分の部屋なんだから…

「誰に迷惑掛けているわけでもないし…

「どうせ、私なんかに…

と、拒否の態度と言葉が出るのです。

確かに、大きなお世話
だけれど

地層のように幾重にも敷き詰められた衣服
床がフローリングか絨毯かも見えない


キッチンには、汚れた食器と鍋


テーブルには、うず高く積み上げられた
書類や化粧品に、カラ容器…



コレは、整理しましょう

促すだけでは問題の解決にならない

と、気が付きました。

彼女達の言葉と態度から
自分をアキラメて、投げやりに生きている
というのが伝わってきたのです。

どこで、自分を投げ出し始めたんだろう?

高学歴の人もいたのに、卒業できず中退

好きな物だけを食べ続ける人
それでイイと思っている

コレが楽でイイと信じきっている


やはり、どこかで心が折れてしまった
きっかけが、ある
と感じました。

子どもの頃の写真は
ごく普通の子どもでした。

どこかに、ターニングポイントが
潜んでいて、片付けられなくなってしまった。
片付けなくても、イイと思ってしまった。

そのポイントにたどり着かない限り
整理収納をやっても意味がない。

案の定、番組でも整理完成後
一ヵ月後の抜き打ちチェックでは
全員、リバウンド
して元の汚部屋に

ところが、一人だけ半年後の
抜き打ちチェックに行ったら
整理完了直後の部屋に直っていた


訳は簡単だった
彼氏が出来て
、結婚する

コレだ
と思いました。
彼女は、このきっかけで
脱・汚部屋に成功

自分の内面から湧き出てくる
モチベーション
に動かされて
片付けが身に付いたのです。

リバウンドしたまんまの残念な人は
婚活にも精を出し
ていたけれど
フリートークの時間、
誰も話しかけに来ませんでした


片付けられない

自分を投げて生きている

これらが自然とオーラ
として
出ているので、誰も近づけないんです。

長年、家事代行の仕事をしていて
やはり、片付けが下手な人は
いくら高価なものを身につけても
そぐわないんです


全体から、ルーズというオーラが
にじみ出ているんです

これが、本当に 「残念」 です。

心のありようが
雰囲気に、部屋に現れるんですよね


容姿端麗、眉目周明でなくても
清潔そうで感じのイイ人っているよね


そういう人はセミと一緒で、
今を一生懸命
生きているから
その姿を、美しいと感じるから
周りが応援したくなるんだろうね


そして自然に、
人気が出て、友達が増えて…と
良いスパイラルになって
すべてが順調に回りだすんだろうね

片付けが出来ない人は
思い返してみて下さい。

いつ頃から、片付けられなくなったかを
そのきっかけが何かを

そして、その年齢から
もう一度、生き直して見てください

まだ大丈夫、やり直す時間はありますよ

自分を生きることに、諦めないで
一度きりの命・人生
楽しむ努力をして欲しい

楽しいことは、棚からぼた餅では
やってきませんよ
自分から、取りに行かなければ
楽しいことは手に入りません。

自分にとって何が、本当に楽しいことなのか
楽しいこと と 楽すること は
大違いですよ


ココの所を間違えないでね



なんだか、心理学者みたいに
偉そうな事を書いてしまったけれど

昨日の番組を見ていて
片付けられない人に
どうしても、メッセージを送りたくて…


気を悪くされた方がおられたら
ゴメンナサイ    
m(_ _ )m