さぁ~て、子どもの家事教育
最終章です


今日は、中高生向けの家事教育です

本音で言うと、この年齢が一番難しいです


というのも
反抗期、真っ盛り
勉強・部活に一番忙しい
自我の確立で、自分中心に行動し易い…


もう、親が関われない

諦めてしまいたくなる
時期ですよね~

でも、ここで諦めてどうする
 です

rakurinchoも、座敷荒しクンの
6年間の反抗期を経験しているので

親の苦労は、分かるつもりです。

日々、戦いでしたねぇ~


長いトンネルを抜けてしまうと
アレは一体なんだったのかしら?
夢?と思ってしまうくらい
拍子抜けした毎日が戻ってきました。

この時期の子どもには
家事に対して、多くを期待してはいけません


一つだけを、守り続けさせることに
心を砕いてください。

そして、家事の意味
教えてあげるのが一番大切だと思います


自立する為だけではないですよ


衣食住を、自分で出来るようになる事は
人の事も思いやれる人間に成長します

身じまいをきちんとする事で
相手に不快な印象を与えなくて済みます
また、清潔な装いは自分を守る事にも
繋がってきます。

ヨレヨレの服を着ていたら
そういう服装を好む人達が近付いてきます。
友は類を呼ぶ デスね

6年間反抗し続けた息子には
毎日、アイロンを掛けた制服を着せて
悪い方向に行かないように
rakurinchoなりの
で息子を
守っていました

食べる事でも、栄養のバランスを考えた食事を
心掛ける事で、体調管理が出来る事

体育会系の部活をしていたなら
疲労回復が早くなる為には
食事が一番大切だという事を
教えてあげる事によって
社会人として働くようになっても
食事の自己管理は出来るようになります



住空間では
身の回りの整理整頓は
探し物をせずに済むので
時間の無駄が省ける事を
教えてあげましょう

働き出したときに、デスクの上が
ゴミのようになっていると
その人物の信用問題
にまで
影響していく事も伝えるといいかも


こういった内容を、折に触れて話し
その中で、子どもがドレだったら
自分でやり続けられるかを判断させて
決めた事をやり続けられるように
サポートしてあげてください



ついつい親心・愛情と、はき違えて

忙しいから…
可哀想だから…
と、手を差し伸べるのは
サポートではありませんので
気を付けて下さいネ


厳しいようですが、これが
子どもが自立する為の関所です


自分で決めた、一つの事を
やり続けられる精神力があれば他の家事も、
時間を見つけて出来るようになっていきます


rakurinchoの場合は、
母が病弱という逃げられない事情があって
無理やり、家事をさせられてきたけれど


人間って、巧いこと出来ているみたいで
窮すれば通じるで
壁にぶち当たるたびに、
逃げ道が見つかるのです



限界の窮状
にまで、行かないことには
逃げ道は開かれません


この体験を、子どものうちに
経験させておくのは、大人になって
とても役に立つ事だと思います



今の若者を見ていると
自ら、困難に立ち向かう姿は感じられません


困難を避けて通る
楽をしてすり抜ける
では、本当の困難に遭遇した時に
切り抜ける知恵も、勇気も湧いてきません


たかが、家事
されど、家事です


家事をすることで
家族の幸せを守れる
相手を労わる気持ちが芽生える
その場の空気を読むことが出来る
察しがつく、人間になれる

大げさかもしれませんが
衣食住の管理をすることは
人としての、あらゆることに
繋がっていると思っています。

諦めることなく、我が子を
励まし、勇気付けながら
一人前の人間となるよう育てて行って下さい



今朝のオリンピックの開会式に
映し出されていた選手の表情を見ていて
みんな、イイ顔をしていたでしょう


一人一人、ここまで来るまでに
壁にぶつかったり、悩んだり
苦しんだりしながらも
諦めずにやり続けたから
あの表情が出てくるんですよ


自分を信じ・大切にし続けながら
練習をつんできた自信が
あの表情の奥に隠されていると感じました


美しいと思いました。


我が子にも、努力して身に付けていった事
それが、何よりの財産
と思って、家事教育をしてあげてくださいね