昨日、高齢者住宅アドバイザーの
岡本 弘子さんのセミナーに行ってきました

高齢になり自宅を離れて
施設や老人ホームに入らなければいけなくなる前の
準備や予備知識についてのお話を伺いました。

中々、考えさせられる内容でした。

一般的に、住み替えられる時期は
自立生活が出来なくなった時に入居されるそうです

考えてみてください
自立生活が出来なくなってから
住み替え場所を、選べますか?
引越し準備が出来ますか?

岡本さんの話によると
お元気な間に、色々と入居先を見学し
体験宿泊をされていても、決定できずに
もうチョッといいところが・・・
まだ、大丈夫だから・・・
と、先延ばしされているうちに

脳梗塞 や 転倒骨折  で
入院されそのまま自立生活が困難になり
子ども ・ 親戚 ・行政が選んだ所に
入居せざるを得ないというケースが
多くあるそうです 

そうすると、今まで見学して気に入っていた所とは
大きくかけ離れた世界で暮らさざるを得ないのです
そして、
「仕方がない」「しょうがない」と諦めの言葉で
過ごされるのです。

やはり、いくつになっても自分の人生の
5年・10年先を見据えた計画というものが
大切だという事が分かりますよね

今出来ている事が、出来なくなって行くのが
年を取るという事

このrakurincyoでさえ、身長が縮んで
今まで手が届いていた所が
届かなくなっているんです
ショックでした

些細な事かもしれないけれど
老いるという事を、身をもって体験した瞬間でした。

まだ大丈夫  そのうちに・・・

と、問題を先送りしないで
今出来るうちに動かないと
明日出来るという、保証はないんです

住み替える先は、自宅の広さのおよそ
3分の1から四分の1程度
ワンルームマンションと同じくらいのサイズです。

そこに、持ち込める荷物は限られています。

それ以外のものは、
自宅に残していかなければなりません
それも、自宅を残される場合はです。
自宅を売却した費用を、住み替えに充てられる方は
処分しなくてはいけません

ワンルームサイズのクローゼット1個分に
納まるだけの荷物以外のもの・・・

もの凄い量を、整理しなければいけませんよね~

体力と気力が、どれだけいる事やら

だから、言うのです

1分、1秒でも若いうちに、
身の回りの片付けをして下さい と・・・

「仕方がない」「しょうがない」と言いながら
老い先をすごしたいですか?

私は、絶対にイヤ

自分の決めた量のお気に入り
囲まれて、お得意の妄想 三昧の
老い楽生活をしたーーい