なんて壮絶な | K16サッカーブログ

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山形でサッカーをしている息子について。
息子 佳一郎(けいいちろう)
3歳~リベルタサッカースクール
9歳(小3)~山形FC
ポジションはゴールキーパー

2022ワールドカップ決勝

この試合は、一生忘れることはないでしょう

 

何というドラマ

 

メッシのこれまでの4大会が、この試合への前フリだったとしか思えない

 

 

思い返せば、初めてワールドカップを見たのは

1986年メキシコ大会でした

 

スポ少の監督の家で皆で観戦(VTRだったかなぁ)

 

マラドーナのプレーが凄すぎて、異次元の人に思えた大会

小学生にとっては、衝撃でした

 

でもそれ以降アルゼンチンは優勝できず、マラドーナ引退以降も色んなスター選手が挑んでは叶わず

そして、ここ数大会でこの国の期待を背負ってきたのはメッシでした

 

毎回優勝候補に挙げられるも、ブラジル大会での準優勝以外はベスト8止まり

 

でも今回のアルゼンチンは、皆がメッシのために献身していました

守備をしないメッシの分も走り回り、ボールを得たらまずメッシを確認、渡した後も任せっぱなしではなく、受ける動きをしたり囮にも積極的に走る

そして守備もしっかりしており、穴がない良いチーム

 

決勝ではフランスの強力な両サイドの対策で予想された5バックではなく4バックを採用し、攻撃に重きをおいてきました

その結果の2点先制

 

今大会で盤石の試合をしてきたフランスでしたが、体調不良の選手がいるという情報通り、最初の数分以降は動きが鈍く明かにスタミナに難がある感じ

特に右のデンベレが効果的な攻めができず、途中交代になったのはポイントでした

それでもエムバペの攻撃力・決定力がフランスを救い続けます

後半たて続けに得点し同点

 

延長も同様の展開でした

 

突き放すメッシ、追いつくエムバペの構図

こんな壮絶な内容は見た経験がありません

 

結局死闘はPK戦へ

この段階でよぎったのが、これまでの名だたる名手たちがワールドカップでPKを外してきたシーン

それだけ重い場面…

 

もしメッシが外して負けたりしたら…

と心配でなりませんでしたが、さすが歴代No1プレーヤー

冷静に簡単に決めました

 

アルゼンチンは全員が決めて勝利

 

ついにメッシがワールドカップを獲りました笑い泣き

 

 

メッシはマラドーナを超えていない、と言われる理由となるワールドカップを手にし、名実共に歴史上で1番の選手になったと思います

 

クリロナ率いるポルトガルがもし今回優勝していたら、その称号は意見が分かれることになったかもしれません

 

波乱も多かった今大会でしたが、劇的な幕切れで

この試合含めて、ずっと記憶に強く残るであろう大会になりました