松山ケンイチすげえ!この一言に尽きる作品でした。
映画に臨む前に、原作をしっかりと拝見したのがちょっと失敗したかな?というのもあるが、
というのも、原作のおもしろさを忠実に再現しようとした努力が逆に、
映画という現実に負けてしまった感が否めないのだ。
根岸崇一という渋谷系大好き青年がなんか間違って
デスメタルバンドのカリスマボーカリスト「クラウザーⅡ世」になったというだけで
十分におもしろいので、この部分を生かして完全オリジナルな内容に仕上げればよかったのに
・・・と思う。
がしかし、松山ケンイチのハマりっぷりには度肝を抜かれ
はっきり言って『L様』なんぞ吹っ飛んでしまった。
「これこそが真の松山ケンイチだ!!」
根岸の気持ち悪さとクラウザーのカリスマ性という2面を本当に見事に演じあげてくれた。
「甘い甘い甘いあま~い♪」という歌の背筋からぞぞ~っとくる心地悪さは、
松山ケンイチの歌声のもつ気持ち悪いパワーが炸裂していた。
(本人は本当にヘタなために、Mステ出演を断ったらしいし)
クラウザーの衣装はスタイルの良さがとても強調されていてかっこよかった!
映画をみてでていくお客の中には「松ケンは美脚!」と絶賛していたほどだった。
総合して「DMC」は大成功した作品といえる。
ばかばかしい内容ではあるが、親子愛・友情・師弟愛などなどたくさんの愛がいっぱい詰まっていて
なんだかわからないところで心の中が暖かくなるからだ。
ほんとうになんだかわからないところからだ。
ほんとうになんだかわからないけれど、世界に公開しても受けそうだ。
とくにロンドンとか。
デトロイト・メタル・シティ公式HP