5/18 田んぼ作り体験
横須賀市で里山ボランティア、さと⭐︎ぼらに参加してきました!里山保全に取り組むボランティアで、田んぼ作りから収穫まで一年通して体験します。
初日は代掻き、クロ塗り。足袋を履いて田んぼの泥の中に入り雑草を取り除いたり土手を作ったり、稲を植える前の土壌を作りました。泥の感触があったかくてズブズブしてて気持ちよい
きっかけは、昨年の9/23
ボランティア参加していた友人の紹介でお声をかけていただき、稲刈りの日ということで、作業に入る前に五穀豊穣を願い「南部俵積み唄」、稲上げ作業の時は後藤桃水先生作曲の「稲上げ唄」を唄わせていただきました。
稲刈り体験もさせていただき、作業中にイナゴがとなりの田んぼに逃げていく様が見れたり、
みんなで稲上げ唄のお囃子、「ザラントショ〜、ザラントショ〜」と唄いながら「はざかけ」をしました。
11月の収穫祭の時は、収穫したお米で餅つきが行われ、南部俵積み唄や米節を唄わせていただきました。
炊いた米をおにぎりにしたり、お餅もノリで巻いたりきな粉、あずき、などいろんな味を楽しみました。
まさに民謡の歌詞が自然の中にあるんだなあと実感する日でした。
また自然の中での民謡唄いたいなあ。
自然を守ること、民謡を伝えること、共通しているところがあるかもしれない。
と思い、今年度は最初から参加してみよう!
と申し込みしました。
横須賀市には多くの自然があり、昔からある谷戸地を利用した棚田の田んぼが残っています。(千葉県だと谷津とも言われます)
現在の稲作は効率的にたくさんお米が取れる平地が主流ですが、谷戸は自然環境がまだ整備されず土砂崩れ、洪水などが繰り返され、自然にできた地形。字の如く谷の合間にできた泥溜まりを利用した稲作で、田んぼの始まりに近い農法だそうです。
そこでは、虫や動物など自然体系が循環する、自然と共生する稲作に繋がります。
さと⭐︎ぼらは無農薬栽培で、横須賀の自然形態を未来に残すべく活動するボランティアなのです。
自然の中で民謡を唄える機会を与えていただけることに感謝しながら、
田植え唄など、工程で関わりある時は関連する民謡を作業しながら唄っていきたいと思います。