もうだいぶ日が経ってしまったが、しばらくぶりに戦術論再開。

 

今回のテーマは「降りるかツッパるか?」をどこで判断するか?

 

これは、ここまで読んで頂いている方には、今更説明する必要もないと思うが、僕のブログでは読みにくい事を承知の上であえて

麻雀用語と、漢字を使用して書いてあります。読めない用語があった場合には、僕のブログの「麻雀の役一覧①」にて用語を解説してありますので、そちらをご覧になって、少しづつでも良いので

覚えていってもらいたいと思います。

 

どんな状況でも100%ツッパるケース

 

東2局0本場  ドラ 3巡目

 

東 自分26500 南 Aさん26500 西 Bさん23500

北 Cさん23500 

 

点棒状況的には、東1局のCさんの親番で流局、二人聴牌

で次局の自分の親番

 

自分の手牌

 

自分の捨て牌

 

ここに対面のBさんから立直

 

Bさんの捨て牌

 

そして、次のツモが

 

この場合何を切れば良いのか?

 

ちなみにAさんの捨て牌

 

Cさんの捨て牌

 

さて、どれを切るか?

 

ちなみに、見てわかる通り、自分の手に現物は1枚もない。

しかし、ドラがの為、切り立直に対して一発で

切りにくい。かと言って、現状自分の手で最もいらない牌はである。

こういう場合、色々な考え方がある。例えばドラを警戒するならば

を落とすという考え、これなら仮に一発で振ってもドラ絡みにはなりにくい。もしくは自分が対子で抱えている切りという選択もある。だが、よく考えて欲しい。どのみち「確実に通る牌」は一枚もないのである。

で、あればココは立直は無視して切りを選択するのが良いと考える。理由は2つ。

 

1つは先ほども言ったが、「どうせ考えてもわからないから」である。基本的に早い立直は愚形(ぐけいと読む 辺張、嵌張、単騎など、両面以下の待ちの事、悪形 あっけいとも言う)か、七対子が圧倒的に多い。そう考えると、逆になどの字牌は危険だとも言える。どうせ他を切っても危険ならば、いらない物を切ってしまえという事だ。

 

2つ目は、他家の捨て牌にがある為、はツモる確率が高く、ダブも立直がかかっている為、出やすく、ポンできる確率が高い。最終的な待ちはの単騎などになりそうだが、立直がかかっている為、字牌の単騎は逆に強い待ちになる。

なので、をポンしてなども重なったりを引いてこないようなら無視して切り飛ばしてしまう。

 

仮にこれでをロンされ、一発で満貫などを振り込んだからと言って、悲観する必要は全くない。むしろ見えない物に恐れを抱いて、せっかく対子で持っているなどを切って一発で七対子に振り込む方がよっぽど後悔する事になる。

 

このように、どう考えてもわからない立直や仕掛けは「無視する」のが基本と言える。ダブリーなら尚更である。

 

次回では、100%降りるケースを紹介していきたいと思う。

個人的な事情で、かなり間が空いてしまったが、しばらくぶりにブログを再開します。

 

二翻役

 

⑪三色同巡(サンショクドウジュン)別な色の並びで(マンズ、ピンズ、ソーズ)同じ並びを3つ揃えた状態の事、食い下がり一翻(鳴くと一翻)出現率 3.4%~3.6%

 

 

上記の様な形は、三色部分が確定している為、「確定三色」などと言われる。たいていの場合は、両面待ちの片方が三色になる「高め三色」という形が最も多い。手牌の一部分だけで作る為「部分役」に相当する役。

 

※メリット

役の出来にくさの割に点数が低い他の役に比べて、二翻役ではかなり出来やすい手と言って良いと思う。麻雀における花形とも言える役。立直やドラも絡めば、最低でも満貫、跳満、場合によっては倍満まで見える場合もある。ポイントとしては、鳴いても成立する役だという事。雀頭がドラだったり、暗刻でドラを持っている場合には、鳴きでこの役を確定させてしまうのも、ひとつの手だという事を覚えておこう。トップとよほど点差があるとか、オーラスだとかいう状況以外では、柔軟に鳴きも視野に入れて考えていこう。

 

※デメリット

平和や断么が絡めば大きな点数になるが、上記の様な三色のみだと、ドラが絡まない限り、子だとリーチをかけてロンあがりで5200点にしかならない。なんでもかんでも満貫以上になるワケではないので注意したい。

 

⑫七対子(チートイツ)全ての牌が2個ずつ7種類並んだ役の事。出現率2.4%~2.5%

 

 

※メリット

待ちの最終形が単騎となる為、他家に読まれにくい。また、全ての役の中で最も裏ドラの乗る確率が高い為、表ドラを2枚持っていて、立直をかけツモって裏が2枚乗った場合、倍満まで考えられる。

 

※デメリット

一向聴の価値が他の手よりも低く(他の手への手変わりが対々和くらいしかない)最終形も単騎の為、他から攻められると厳しい物がある。(こちらが単騎待ちで他から両面以上の立直がかかると、負けるリスクがとても高くなる。)

(こういった事まで見てくるのはかなりの上級者を相手にした場合のみとなるが)捨て牌が巡子を構成するのとは関係のない牌が河に多く捨てられてしまう為、ある程度の段階から七対子を警戒されてしまう。その場合、1枚切れの字牌などは抱えられてしまう事が多く、あがれないか、七対子と看破され、両面待ち以上の立直で攻め返されてしまう場合が多い。

 

⑬一気通貫(イッキツウカン)同じ種類の数牌を1から9まで連続

して集めた役。三色同巡や一盃口の様に3ブロックで構成される為、「部分役」という分類になる。鳴くと1翻に下がる。通称イッツー

出現率1.7~1.8%

 

 

※メリット

役の構成上、見た目がわかりやすい為、一向聴や聴牌でも待ちが何なのか理解しやすい。また、一応は鳴いてもあがれる為、ドラ3などで他に役を作りにくい状況ならば、鳴いて役を確定させてしまうというのも手段として考えられる。

 

※デメリット

見た目の簡単さ故にすぐに出来そうだと思いがちだが、配牌である程度の材料が揃っていても、なかなか出来ない事が多い。

実際は同じ2翻役の三色同巡よりも倍以上も出にくいので、安易に狙うと、なかなか聴牌できずに苦しむ事になる。

さらに、イッツー部分が全て確定してしまった場合は別として

この役に拘ると、上記の様に聴牌が辺張待ちや単騎待ちなど

不利な待ちになってしまう事も多く、両面だと安めではただの平和や立直のみになってしまう事も少なくない。さらに鳴く場合も

一色手と思われがちな為、鳴いたからと言ってあがりやすくなるどころか、逆に上家が警戒して、あがりにくくなってしまう事もある。

はっきり言ってしまうと、狙うにはあまりオススメできない役。先ほども述べたが、ある程度揃っていても、安易に狙わず、ツモを考えて柔軟に対応しよう。

 

 

 

 

 

⑧海底摸月(ハイテイモーユエ)牌山の最後の牌を海底牌(ハイテイパイ)という、要するに一番最後の自摸であがり形になると、自然につく役。他に役が全くない、形式聴牌(ケイシキテンパイ 俗に「形テン」ケイテン)の状態でも、これさえつけばあがれる。出現率0.31%

 

※これに関しては画像を出しても意味がない為、割愛します。

 

先述した「一発」と同じく「偶然役」の部類、メリットもなにもないし、勿論デメリットは何もない。これも一部プロ団体の競技では使用されていない。単純に親の連荘目的か、ノーテン罰符を払いたくないので、形テンの状態から自摸る事が圧倒的に多い。とは言えそもそも出現率が0.31%な上に、狙ってできる役でもないので、正式名称がこうなんですね。程度に覚えておくと良い。基本的には「ハイテイツモ」もしくは単に「ハイテイ」と略される事がほとんど。自分ではどうしようもないが、同卓している別の人が、明らかに高い鳴き(ドラ3など)をしている時に、その人がハイテイだと、この役を自摸られる可能性があるので、わざと鳴きを入れて、その人のハイテイをずらす。という事は考えられる。(当然何かしらの役があれば、鳴いて振り込んでしまうリスクもある為、現物が切れる。等のよほどの事がない限りやらない方が良いと思うが)

 

⑨河底撈魚(ホウテイラオユイ)上で紹介した海底摸月とほとんど同じだが、こちらは自分がハイテイで、その時切った牌がロンされた。という事。出現率0.63% 

 

※これに関しては画像を出しても意味がない為、割愛します。

 

これも「偶然役」厳密に言うと、海底(ハイテイ)と河底(ホウテイ)だが、名前もややこしく、自摸かロンの違いしかないので、「海底ロン(ハイテイロン)」もしくは、単に「ハイテイ」の呼称が一般的。要するに、最後に切った牌がロン牌だったら、役が無くてもあがられちゃうよ。という事。ただし、ハイテイツモとの大きな違いは、自分が最後のツモ番だった時に振り込むと、この役がついてしまう危険性がある。という事を覚えておく事、「一発」ほど大きな頻度では出ないものの、これで振っても、結果的には一発で振り込んだのと同じ事になるので、誰がハイテイになるのか?(特に自分)は絶対に見る習慣をつけよう(残り枚数が0になる人がハイテイ)。「立直」や鳴きが入っていれば尚更危険なので、無理に形テンを取りにいって、立直に通っていない牌を最後に切るのは非常に危険なので、自分がハイテイだから、最後は何を切ろう?と考え、準備しておく事が重要。

 

⑩嶺上開花(リンシャンカイホウ)槓(カン)をした時に自摸ってくる牌を嶺上牌(リンシャンパイ)と呼ぶ、それであがれた時につく役。出現率0.28%

 

※これに関しては画像を出しても意味がない為、割愛します。

 

「偶然役」暗カン、明カン(ポンした後のカン)問わず、とにかく自摸ってしまえば成立する。咲とかいう漫画の主人公が得意だという役らしいが・・・暗カンはまだしも、明カンに関しては、よほど自分が負けていて、どうしようもない状況でもない限り、ハッキリ言ってやめた方が良い。たまにこの役を狙ってなんでもかんでもカンをする人を見かけるが、この役の出現率はたかだか0.3%くらいなので(ちなみにこれは、後述する純清帯么九「ジュンチャン」よりも低い)自分が立直をかけられない、かつ他からは立直がきて、ドラを増やした上に裏ドラも増える。となるとそこで振り込む、もしくは自摸られて大きな手になるリスクの方が圧倒的に高いからだ。立直の出現率が50%程度で、裏ドラが乗る可能性が普段ですら25%~30%程度なのに、わざわざ自分から倍にして、この出現率である。基本的に勝ち目がないと思っておいた方が良い。とは言え、槓ドラ(カンドラ)が乗れば一気に4枚乗る事になるので、一発逆転の目がある。という意味では、先ほども述べたように、よほどどうしようもない状況であれば狙うのもアリだと思う。

 

⑪搶槓(チャンカン)明カンした牌がロン牌だった場合につく役。それ以上でもそれ以下でもない(笑)出現率0.05%

 

※これに関しては画像を出しても意味がない為、割愛します。

 

「偶然役」もはや説明する必要もない気もするが、そもそもほとんど出現しない役なので、ぶっちゃけ覚えなくても良いぐらいの役。

ただ、あえて言うならば自分が両面待ちの聴牌、もしくは一向聴(イーシャンテン)ぐらいの状況で、自分の両面待ちの片方がポンされてしまった場合、両面待ちとしてはすでに3枚が使われてしまっているので、最大で5枚となり、あまりメリットがなくなってしまうが、もしかしたらポンした人が明カンをしてこの役がつくかも知れない。という可能性がある事ぐらいは覚えておいて欲しい。まぁただほぼ出ない役なので、別に気にするほどでもないと思うが・・・。

唯一注意して頂きたいのが、あくまでも明カンでしか成立せず、暗カンでは成立しないので、そこだけは注意して頂きたい。