あれから、例の彼とは、急に連絡がとぎれた。
毎日のように、「おはよう」「会いたいね」「また明日」のメールを返しあっていた。
動画で通話をしてた。ほぼ晩だったが、忙しければ朝も話していた。
3時間の時差でもなんとかやってきた。
そして8月。彼とまた感動の再会!もした。
シドニーから遥々、マレーシアに住んでる彼のもとへんで行った。
そう、そのまさか。彼の誕生日を祝うために、また会う約束をした。
3か月ぶり近くで、とても暖かい気持ちでいた。お互い仕事で忙しい中、また会うことになって、それはとても幸せな出来事であった。
特別なことは何もしなかった。一緒に時間を過ごせば、それで良かった。
彼の実家から一番近い町のショッピングモールの近くに泊り、朝から晩まで離れなかった。
夜は私の体が壊れてしまうほど、愛撫され、今までない経験だった。それはこの世を飛び出すような感覚。
ここまで私を満たしてくれる人は、人生に一度だけ愛したことがある元カレ以来であった。
今思えば、「私」って彼に対して何を求めていたのだろう。
現実的に、結婚なんてしないと分かっていた。でも、私は「何」かを求めていた。
この気持ち、一体何だったんだろう?
一度、お腹に命を宿した私のひどく傷ついた心を一時的に癒してくれた、ぽっかり空いた心をふさいでくれた、、、。
それが、彼だった。
探していた答え、やっと見つけた。
暖かくなりはじめる前の9月ごろ、急に彼からの連絡がとだえた。
それも唐突であった。
確かに、遠距離でかなり無理あったのは、あからさまだったのかもしれない。
今思えば本当に申し訳なかった。
この気持ち、伝えれば伝えたい。だからこうして、ここに記す。
あなたに心を癒してもらったのに、あなたに負った傷、なんだったか分かろうともせず、自分勝手に舞い上がってごめんなさい。
ー
まだあなたの事が頭から離れないまま、私は日本へ旅した。
あなたにどうしても会いたくて、最後の最後まであきらめの悪い私は、マレーシアに行こうか本当に悩んだ。
日本でハーフマラソンを終え、そのご褒美にあなたのもとへ飛ぼうか、迷っていた。
しかし、金銭的にこれは叶わないものであった。
現実というおそろしく、どうしようも出来ないものだった。
でも、私は自分の財布に対して感謝をしている。
もちろん、リスクまでして、あなたのもとへ飛ぶことは出来た。
しかし、私は日本へ出発する前に話したセラピストさんの言葉を選んだ。
あなたに会ってはいけない、と。
この世って不思議なものです。
マレーシアではなく、沖縄に行くことを決心した私。
もし本当に日本ではなく、マレーシアに行けばあなたと会えた日に、私はまた新しい扉を開けた。
誰も信じがたい話だけど、
あなたとこの新しい彼のLINEの写真、全く似てて、本当にびっくり。
同じダイビングインストラクター。
マレーシアのあなたは、どうしてもオーストラリアに着たいが、新しい彼はあなたの来ようとしているタスマニアに一度来ている。
しかもこれは新しい彼にとって、初めての海外だ。
よりによって、何故タスマニアなんだろう。
タスマニアには何かあるのだろうか。
あなたと彼は似ている部分もあり、だいぶ違う部分がある。
別に比べようとしてるのではなく、自然に考えてしまうものだ。
新しい彼は、私より年下。
年下の男性は、私が初めて愛した人、以来である。
おとなしいけど、人懐っこい。
ずっと話していられる。
これもまた、あの人以来だ。
何だろう、この気持ち。
私は、また傷ついてしまうのかな。
私はまた恋をして、泣いてしまうのかな、、、。
もうそんな感情こりごりだ。
でも私は、彼からのメッセージを待っている。