ある弱虫中学生の失恋物語
僕という存在はみんなから見たらとても小さなものでしかないだろう。
なんで僕がという存在があるんだろう。
桜が舞う道を歩きながら、考えていた。
中学生になって3回目の桜。
部活動をやっているわけでもない。
勉強ができるわけでもない。
当然彼女いない歴=年齢だ。
そんな時、同じクラスにたまたまなった人hさんというに人に人生初めて恋をした。
ありがちなパターンであるが、ある意味学校に行く意味や僕の価値などに迷走していたから、それを解決することもできるだろうと考えた。
しかし、この出来事が僕の純粋な心を闇に染めた。
僕には生徒会長をやっている友達がいた。そんな友達に僕が恋をしていることをバレてしまった。正直に話したところ、協力してくれるとの返信だった。嬉しかった、もしかしたらワンチャン成功するんじゃね?とか考えていた。
そんな期待はすぐに消え去った。
その次の日その友達の身勝手な行動により、hさんに恋をしていることをバレてしまいラインで振られてしまった。まあ仕方ないことだろうなとは思ったが、ラインで送られてきたメッセージが悲しかった。
「あなたなんてキモいし、話すんじゃね!」
この一言で僕の初めての恋は終わった。
それから半年後。
みんなが高校受験に向けて必死に勉強している。みんながピリピリしているところだ。
私は人脈が少ないのでいつも一人で勉強したり、面接の練習をしていた。
みんなは恋愛なんて後回しだとか恋愛をしている暇がない。など言っていたが、いつであろうが心を奪われてしまうものなんだなと感じた。
クラスで一番の美人であるrさんだ。
僕が失恋していることに気づき、相談に乗ってくれたり、よく遊んだりしていた。
名前も下の名前で呼んでいた。
俗に言う 友達以上恋人未満だ。
もう前の有り様には絶対なりたくないと考えた僕は、全部一人でやろうと考えた。
どうにかrさんと付き合いたい。
恋愛初心者の僕はとにかく話すことに仲良くなると言う戦法に出た。
どうにか話してはいるものの、いつもの通り。
このままでは、友達以上恋人未満のまま。
しかも話題はいつも受験に関すること。
どうしようどうしよう。
気がつけばもう僕の入試が迫っていた。
ひとまず合格してから、、、
合格した。
rさんも合格した。
別々の高校だ。
私は悩んだ。
どうせ告白したところで別々の道に進んで自然消滅してしまう。
というか、告白しても必ず成功するとも限らない。
どうしよう、、、、
どうしよう、、、、
僕の選択肢は、、、
卒業式を迎えた。みなが泣きながら友達との思い出を作っていた。
僕は足早に帰路についていた。
できなかった。
怖かった。
今僕は高校一年生になって、新生活を送っている。
同じ高校になった人たちも多くいるが、やはり僕の中にはrさんしかいない。
友達から聞いた話によるとrさんは高校で彼氏と仲良くしているらしい。
これでよかったのかな
彼女が幸せなら
そんな風に僕の心に言い聞かせている。
わかっている。
一つの選択のミスがどれだけの後悔を産むのか
今わかっている。
しかし、3ヶ月前の僕には分からなかった。