（寄稿）
生前整理なんて
つい数年前までは考えたこともなかった！
それが、父の死をきっかけに考えるようになったのです。
父は数年間腎臓透析をしていました。
突然具合が悪くなって、亡くなったと連絡を受けたのです。
父は、腎臓透析が長かったので、
生前整理ということはしなかったようですが、
手紙だけは皆に書いていたようでした。
無事に葬式を終えた夜、
父からの子供たちへの手紙が母から渡されました。
しかし、私にはその手紙がなかったのです。
父に一番かわいがられていたのは自分だと思っていましたから、ショックでした。
他の兄弟の手前、すごく恥ずかしく居心地が悪く、
何も皆がいる前で手紙を公開しなくてもいいのにと、母を恨みました。
10年近くたっても、そのショックは消えていません。
父はまだ自分は大丈夫だと思って、私への手紙を最後に書くつもりだったのかもしれません。
頭ではそうだろうと思っていても、実際は書いてもらっていないのです。
何か思惑があったのだろうかとか、
私のことをほんとはあんまり考えていなかったのじゃないだろうかと、
嫌な考えが浮かんでしまいます。
私は、絶対に生前整理は必要だと思います。
特に生前整理 断捨離は一番必要です。
父が亡くなった時には、母も結構な年になっていて、
父の遺品の整理はなかなかできませんでした。
生前整理は早ければ早くすることに越したことはないと、思います。
私の友人は27という若さで他界しました。
若ければ若いほど、残された家族はその遺品をどうすることもできないのです。
あれから数十年、彼の部屋はそのまま残されています。
不必要なたくさんの物がほこりをかぶっています。
生前整理 20代では捨てるものもあまりないようですが、
手紙的なものくらいは家族に書いていて欲しいものです。
一年一年新しく書き換えるのもいいですね。
そうすると、その一年一年の始まりが新鮮なものになるかもしれません。
私のように、たかが手紙ひとつでも、こんなにショックを受けるのですから。
父が他界したころは、
まだ生前整理 遺品整理 とか それに加えて生前整理診断士などという資格が現在(今)ほど公ではなかったから仕方がないといえばそれまでですが、それでもあの頃もっと調べれば 生前整理 本や生前整理 セミナーらしきものがあったのかもしれません。
昔の父親は、保険に入るのさえ「俺を殺したいのか！」と嫌がる人が多かったらしいのです。
まさに私の父はそういう人でした。
だから、きっと生きているうちに自分が死んだことを仮定して、
生前整理 遺品整理 ましてや生きているうちに不要物を整理したりする生前整理 断捨離などという考えは、微塵もなかったのでしょう。
だいたい、生前整理 意味など言葉もなかった時代でしたから。
今は、ネットで調べるだけで、
生前整理 おすすめ、生前整理 評判などとたくさんの事柄が並んで出てきます。
良い時代です。
そして今では、生前整理することは当然という風潮になりつつあります。
生前整理 20代では 手紙みたいな物で毎年書き換えられるようなもの。
生前整理 30代では 独身なら手紙や自分の持ち物のリストなど。
結婚していれば、当然連れ合いの方に伝えたい物や言葉をどこかにメモしておくのもいいですね。
30代だから大丈夫ということは現在ではないんです。どこにでも危険はありますから。
生前整理 40代からは本格的に決めごとを残しておいた方がいいかもしれませんね。
きっと家族を持っている方が多いでしょうし、
子供のために、平等に何かを残す用意をし始める時期ではないでしょうか？
生前整理 ミニマリストになれれば、ほんとスッキリするでしょうね。
結婚していれば、子供がいれば、ミニマリストになるのは困難ですが・・・。
(生前整理 ミニマリストとは、驚くほどに物を持たない人のこと)
生前整理 50代 60代になれば、本格的に生前整理 セミナーに参加したりして後のことをしっかり考えていたほうがいいような気もします。
1年前の娘の結婚式に出てくれた愛知に住む娘の先輩50代の女性が、
それから半年後には他界されました。
すい臓がんだったらしいです。
彼女は、ガンになってすぐに一人で 生前整理 愛知にある生前整理プログレスという会社のスタッフにすべてを任せていたようでした。
後で聞いた話ですが、
家族は突然死じゃなくて病気療養中にいろんな話もできたから覚悟はできていた。
けれど、後に生前整理していたことを聞いて、
彼女が自分たち家族のことをほんとに心配していたのだということを知って
嬉しかったし感謝したということでした。
生前整理 おすすめはこういうことなのだろうと思いました。
知人の奥様が公園を散歩中に倒れられてそのまま他界されました。
大動脈瘤破裂という病名でした。
すでにご主人はなくお子様もいなくて一人住まいでした。
彼女もまた 全国広範囲にわたり 生前整理 遺品整理を手掛ける大手会社の 生前整理 リリーフというところで生前整理をされていました。
お葬式の後に、彼女のお宅へ線香をあげに伺った時に、すっきりと片付けられた部屋に驚きました。
彼女は、生前整理 ミニマリストだったのですね。
知らないところで、良識深い人たちは、自分の管理をきちんとされているんだと感心しました。
私も そんな良識深い人たちの仲間入りができたらいいと思って、まずは生前整理 断捨離を始めようかと思っています。
