かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

今日は夜半過ぎから雪になり、朝、通勤で青山一丁目の駅から地上に出ると、景色はうっすら雪化粧。

いつも通っている赤坂御所脇の歩道には、自転車の車輪の跡といくつもの靴底の跡が前方に続いていました。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

ちょうど目の高さの位置にある御所の土手も、うっすらと雪化粧して、石垣とのコントラストが素敵です。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

その石垣の間からは、春を待ちわびるように馴染みのある雑草たちが、可愛らしく顔を出しています。

その姿を見る限り、基本的に都会の道端の雑草も、田舎の道端で見かける雑草も、あまり違いがないように見えます。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

これはホトケノザ。春の田んぼや畑の脇の道端に、真っ先に紫色した可憐な筒状の花を付けます。その姿が仏様が蓮の上に座す姿に見えることから、その名前があります。

ホトケノザの下にはコオニタビラコと思われるロゼット状の葉が見えてます。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

石垣の間に、ホトケノザとともによく見られるのがタネツケバナです。この草も、早春の田畑にいち早く白い小さな花を付けた可憐な姿を見せてくれます。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

タネツケバナの近くに、ロゼット状の葉を広げているのは、ハルジョオンでしょうか。コオニタビラコと同じく、葉っぱを思いっきり広げ、冬の日差しをいっぱいに浴びて、春からの生育に向けて、養分を蓄えています。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

御所の石垣にはタネツケバナが一番目立ちますが、このほかにもハハコグサやカタバミなどもたくさん見られます。


東京で雪が見られるようになると、いよいよ春が近づいて来たんだなぁと感じます。

明日からは早くも3月。寒さが次第に緩んでくると同時に、何とも言えない甘酸っぱさに心がムズムズしてくる季節がやってきます。