昨日、素敵なカップル貴也君&繭子ちゃんから久しぶりに手紙が来ました。
消印は宮崎県串間市。
彼らが、千葉県鴨川市にあった彼らの本拠地「Love&Rice」農場で、多くの知人友人とともに里山WEDDINGを挙げたのが、一昨年(2010年)の6月6日でした。
![かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道](https://stat.ameba.jp/user_images/20120218/20/kaitankaitan/71/b3/j/t02200165_0800060011802250389.jpg?caw=800)
親子三人での暮らしが始まって半年が過ぎたとき、3.11の大震災とあの忌まわしい原発事故が起こりました。
産まれたばかりの子どもを抱える身の彼らは、見えない放射能汚染の恐怖と戦いながら、一時避難で全国の仲間たちの元を回った末に、子どもの身を案じて新たな道を選ぶことになりました。
長い旅の末に行き着いた鴨川の大自然の大地。そこで多くの仲間と共に築いてきた農場や手作りの住まいを後にするには、相当の覚悟と苦渋の選択があったかと思います。
そして、友人のいる宮崎のビーチ沿いにたどり着いて、再び車での生活から始めた彼ら・・・
地元の人たちと交流を図りながら、ようやく落ち着いたところで立ち上げたのは、人と人とが出会い、交流するカフェというスタイルです。
春には小さな宿泊施設も始めるそうです。
名づけて・・・
Love&Rice 「愛とお米で生きて行ける」から5年。
311後、拠点を宮崎のビーチサイドに移し、今度はキャンピングカー生活からの再スタート!
「前から来るモノゴト」を楽しみつつ、生活空間を創るやわらかな日々を送る。
CAFE 的要素を融合した新たな「生活空間」の場を「 CAFE 10」 と名付けた。
僕らの未来と、子供たちの未来が素晴らしくあるために、日々の暮らしからできることを!
「そうぞうをかたちに」楽しく柔軟に生きる3人家族の物語。
以上のように謳った彼らのブログLove&Rice
には、彼らの溢れる想いがいっぱいに綴られています。
風の便りには宮崎に移住したとは聞いてはいたのですが、そんな彼らの元気な姿を知ることができて、とても嬉しかったです。
やはり貴也くん、繭子ちゃんたちらしいアプローチ。その想いも、熱意も、鴨川の時のまんまです。
とにかく、よかった!よかった!
そんなことで、久しぶりに彼らの結婚式の時の写真を開いてみました。
その中から何点か、エピソードもの入れながらご紹介します。その日は横須賀の久里浜港からフェリーで房総半島にわたり、金谷港から無謀にも徒歩で行ったのですが、着いたころには里山WEDDINGも終わりに近づいていました。
棚田の中に作られたステージでは、繭子ちゃんが特に仲の良かったシンガーのYAEさんが二人を祝福して歌っていました。
よくYAEさんの家には2人で遊びに行っていたそうですが、貴也くんもYAEさんの旦那さんとはサーファー仲間。波の穏やかな日には、昼までに農作業を終えて、午後から波に乗りに行ったりしていたようです。
そう言えば、以前繭子ちゃんから聞いた話があります。
「初めてYAEさんの家に招待されていったときに、YAEさんのお母さんが歌を歌ってくれて、それがとても上手で驚いたの・・・」
「でも繭ちゃん、そのお母さんって加藤登紀子さんでしょ!」
「その時は、まさかYAEさんのお母さんが歌手だなんて知らなかったんだ」
「えええ~っ、加藤登紀子さんのこと、本当に知らなかったの????」
目が点に!!!
でも繭ちゃんの年齢からしたら、そんなもんか!ちょっと世代ギャップを感じた瞬間でした。その加藤登紀子さんが二人に捧げる歌を歌ってくれました。
棚田を舞台にしたステージ。客席も田んぼの土手というおしゃれな!?空間でした。
二人は横浜と藤沢出身の都会っ子。神奈川や東京方面を中心に、遠くは九州からと、多くの友だちが集まって、盛大な里山WEDDINGでした。
![かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道](https://stat.ameba.jp/user_images/20120218/20/kaitankaitan/86/6f/j/t02200120_0800043711802288227.jpg?caw=800)
会場は二人の両親への感謝の言葉に、しんみりと・・・
会場に敷かれたレッドカーペット。
階段の上には、彼らが仲間と一緒に基礎工事から始め、地元の宮大工に学びながら建てていた2階建ての住宅が見えます。この時はまだ壁ができていない状態でした。
彼らの本宅?は、この地に入植した際に千葉県内のバス会社に譲ってもらった、中古バスを改造して作ったバス住宅です。でも、なかなか快適な住環境だったみたいですよ!会場には竹でできたテントがあちこちに立てられていました。東京の代々木公園でのアースデイマーケットなどでも大活躍のテントです。とてもエコなテントで、軽いので女性や子どもでも扱える便利さです。
![かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道](https://stat.ameba.jp/user_images/20120218/20/kaitankaitan/83/dd/j/t02200165_0800060011802255730.jpg?caw=800)
これからも頑張れよ~、貴也くん、繭子ちゃん!!!