ようやく手に入ったぞ~!!!

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道



またまた手前味噌な話で恐縮なんですが、この本いま売れてるんです。

去年の暮れに出来て、書店に並び始めたのが、正月明け。明けた途端に品切れとなり、職場内で配られていた見本がすべて回収に。注文対応のためには仕方ないか。

ということで、初刷り五千に続いて、同じ数の増刷となりました。

1年半ほど前に出した福岡のタカコ・ナカムラさんの塩麹と甘酒のレシピ本が、累計4万5千部ほど売れていたし、世間で麹ブームにいよいよ火がついてきたところ。

とは言え、アルコール臭がプンプンしてくるようなクセのある酒粕が、果たして調味料や食材として、麹のように受け入れられるのか、周囲は半信半疑。

そんな中で、単行本初編集の雑誌「うかたま」編集長の女史だけは、自信満々の様子。

確かに、雑誌でも反響のあった千葉の酒蔵「寺田本家」直伝となれば、それなりの話題性はあるだろうけど…

そんな予感はあったものの…

ふたを開けてみると、確かに反応は予想を超えるもの!!!

今年に入っても、テレビや新聞、雑誌が、今年の寒い冬を発酵食品の力で健康に乗り切ろうと、腸内環境を整え、美肌効果もあり、料理にコクが増す塩麹や甘酒を、こぞって盛んに取り上げています!

書店でも、いま塩麹のレシピ本の中で一番売れているらしい池田書店の本をはじめ、十数冊ほど出ている本を取り寄せて、フェアコーナーを作ったりして、塩麹・甘酒ブームを盛り上げてくれています。

これに便乗ではないけれど、酒粕も同じように麹を使ったものだし、手に入れやすさもあり、次なる調味料兼食材となってます。

ということで、本の中味はこんな感じです。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

この中から私の好きなカボチャレシピを見てみると…

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


基本的に、酒粕は他の調味料や水切りした木綿豆腐などと混ぜ、つぶしてソースにするのがオススメのよう。

カボチャのレシピでも、マヨネーズと合わせた酒粕豆腐マヨネーズソースが紹介されています。

ただ、酒粕本来の味を堪能したいのなら、オススメはやはり焼き酒粕でしょう。

私が子どもの頃に、よくおやじが焼いて食べさせてくれたんですが、少し焦げ目がつくくらいに焼くと、口の中にほのかにアルコールの香りを含んだ香ばしさが広がり、チーズのまような柔らかな食感と、辛味をほのかに含んだ甘みが絶妙で、何とも言えない芳醇な味を醸し出します。

本によれば、油で揚げると、さらにカマンベールチーズのようなとろみ感も出て、塩をふって食べると酒のつまみに最高だそうです。

こう書くだけでも、生唾がでて来ます(笑)

この間、お茶の水にある出版健保会館で定期検診があったので、帰りに近くにある自然食品店の老舗「ガイア」に立ち寄りました。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

そうしたら、表に寺田本家の酒粕がたくさん積んで並んでいたので、以下の写真のものを2つ買いました。

これは自然酒の酒粕。よくある酒粕と同じく、板状になっています。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

次が、寺田本家ならではの発芽玄米酒「むすひ」の酒粕です。この酒粕は昔から、「にぎり酒」と言うそう。まだ玄米や麹の粒がそのまま残った状態で、生きた酵母菌や乳酸菌がいっぱい詰まってます!

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

寺田本家では、これらの酒粕を使ったレシピを作っています。

こんなレシピです。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

裏面は…

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


11月に中野の新井薬師であった「縁が輪市」では、ドングリドブログを試作して、搾った酒粕では栃木県の郷土料理「しもつかれ」を作ったんですが、これが大成功!とっても美味しかったです。


さて、今度は何を作ろうかな~(*^_^*)