今年も残すところ、あと4日あまりとなりました。

朝夕に通る赤坂の通勤路もすっかり冬の佇まいです。赤坂御所沿いに植わっているプラタナスの木々からは大きな葉が落ちて道を覆い、時折その葉が風にあおられては、あちらこちらにカサカサと音を立てながら転がっていきます。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

赤坂御所の石垣では、寒さに身を縮めるようにカタバミが硬く葉を閉ざしています。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

所々、石垣に張り付くように、ノゲシやヒメジョオンなのか、ロゼット状に葉を広げています。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

赤坂御所沿いの道を反対側に渡る歩道橋からは、赤坂見附駅方面に「とらや」が眺められます。

この時期には、毎年恒例で「とらや」の新春の飾りつけとして、大きな和凧がお目見えします。これを見ると、「暮れも押し迫ってきたなぁ」と毎年感じます。

今年の飾りつけは、登り龍を描いた大凧と奴凧。その龍がじっと見上げる目線の先には、金色で描かれた「とらや」の看板文字が。なかなか良い構図です。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

さて、今日は仕事納めでした。仕事が終わって集まった会議室のテーブルの上には、福島の「栄川」純米酒や鹿児島の芋焼酎「黒霧島」などに混ざって、こんな赤ワインもありました。

イラストに引かれて、栓を開けてみると、甘い柔らかな香りがし、飲むとスッキリした酸味が程よい感じで、なかなか美味しかったです。

ビンに吊るされていたしおりを見ると、このワインは名家「デュポンファミリー」が、生産から醸造までを行ったボージョレ・ヌーボーとのこと。

国立市にある株式会社せきや が現地と提携して輸入したワインで、ラベルはオリジナルだそうです。商品名は「くにたち2011」です。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

ラベルのイラストは、イタリアの若手イラストレーターのフィリップ・ジョルダーノさんによるもので、秋の国立の風景が織り込まれているそうです。素敵ですね。

かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道

今はその酔いもいい感じに廻り、今年最後になるかもしれないブログを書いています。

皆さん、よいお年をお迎えください!