今日は朝から群馬県前橋市に出張でした。

県庁所在地の前橋は、上越・長野新幹線から外れているためか、最近は高崎に比べると、ちょっと地味な感じが・・・なんて言うと前橋の人たちから怒られそう(笑) でも実際、駅前の賑わいからすると、高崎にはちょっと負けるかも。


とは言え、街の佇まいとなると、やはり前橋は県庁所在地だけあって風格を感じさせます。



かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


駅から県庁まで続くケヤキの並木道。広い歩道には上州の空風(今日は比較的暖かな風でしたが・・・)に吹かれてケヤキ並木の黄金色に輝いた小さな枯葉が、サラサラ、カラカラと乾いた音を響かせながら転げまわり、そこかしこに吹き溜まっていました。


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


落ち葉もよく見ると色々な色が混ざり合ってきれいですね。


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道



ケヤキ並木の歩道を歩いて、駅から徒歩20分ほどで群馬県庁に到着。前橋のランドマークタワーと言うだけあり、比較的低層の建物が多い前橋の街で、ひときわ目を引く建物です。

その姿は、さながら上州の「東京都庁」といったところ。なんて言ったら、誇り高き前橋の人たちに怒られるかも!?


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


観光名所にもなっている県庁の最上階32階からは、赤城山系や谷川連峰、榛名山、遠くに浅間山、関東山地の山々に秩父山系、その奥には八ヶ岳連峰も。ただし、今日は雲が低くかかって八ヶ岳は見えずに残念!


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道
上州といったら赤城山


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道
西に臨む関東山地の山々


31階には本格的なフランスレストランと日本料理店がありました。写真には写っていませんが、入り口あたりに、綺麗にクリスマスの飾り付けをしたモミの木を置いていました。


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


おなじ31階の一角には、富岡市内の養蚕や製糸工業の遺産を世界産業遺産として登録しようとアピールするコーナーがありました。そこに、明治から昭和はじめにかけて、富国強兵のための殖産興業の象徴的存在ともなった富岡製糸工場のミニチュアが飾ってありました。


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


群馬県というと、草津温泉や伊香保温泉、水上温泉など県内いたるところに温泉があり、温泉のメッカとも言える存在です。そして何と言っても、忘れてならないのが尾瀬国立公園ですよね。


この階には県内各地の観光パンフレットがたくさん置いてありますが、観光ポスターも何枚か飾ってありました。その中で、尾瀬を背景にした、「ローマの休日」ならぬ「グンマの休日」のポスターが目を引きました


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


このほか、豪華な県庁の建物を象徴するのが、何階かごとにある空中庭園です。

大きな木が植わって憩いの空間になっています。いまはここが、隔離された喫煙場所として活躍中!窓の外を眺めながらのタバコはさぞかし美味しいことでしょうね(ちなみに私はタバコは吸いません)。


手前は県産材を使ったテーブルとイスが並んだロビーになっています。


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


帰り道、並木道を駅に向かって歩いていると、こんなお店を発見!骨董品屋の軒先に干し柿が下がっていました。


かいたん☆かいたん 八ヶ岳縄文人への道


本当に今日は、仕事とは言え、くつろいでしまった前橋散歩でした。