5chのなんでも雑談スレで勉強のことについて書いてほしいという要望があったので、僭越ながら本記事を書かせていただきます。もっとも、僕は予備試験には合格できませんでしたし、おそらく司法試験の成績は良くないと思うので、読者の皆さんにとって有益なことを書く能力がありません。そのため、「運よく合格した人の独り言」程度のものとして読んでいただいて構いません。

 

 

 

 普段の勉強は、市販の演習書を使って問題演習することがメインでした。というのも、僕の場合には、基本書や判例集を漫然と読んでいても頭に入ってこないからです。問題を解いて気になったことを基本書や判例集で調べるという形であれば頭に入りやすかったので、演習書を使った勉強を中心に行っていました。

 なお、市販の演習書は、基本的には答案構成(主に頭の中で)にとどめることが多かったですが、事例に即して解説がなされているものについては答案作成まですることがありました。具体的には、刑法事例演習教材や事例研究行政法はWordで答案を書いていました(全部ではない)。

 

 過去問については、時間を計りながら答案を書くことが多かったと思います。記録を取っていないので正確なところは分かりませんが、平成23年から令和元年までは最低でも2回ずつは答案作成しており、平成18年から平成22年までは答案作成したものと答案構成にとどめたものがあると思います。新しい年度の方が難易度や出題傾向が今の試験に近いと思ったので、新しい年度の問題を優先して解いていました。そして、答案を書いた後は、ぶんせき本やネット上の再現答案などを参照して、受験生の相場観を養おうとしていました。「合格者はみんな“この”論点を書いているな」とか「合格者でも“この”設問は出題趣旨とズレたことを書いているんだな」というようなことをチェックしていました。また、優秀答案の上手い表現を参考にしていました。

 また、僕は上位合格を狙っておらず、下位であっても合格さえできれば良いと思っていたので、採点実感で言うところの「一応の水準」が超えられれば良いと考えていました。そのため、「優秀」や「良好」を狙って高度なことを書こうとするよりも、どの設問でも「一応の水準」を書けることを目標にした方が良いと思っていました。また、採点実感を読む際には「この設問ではどの程度のことが書ければ「一応の水準」になるのか」に特に注目していました。

 

 論証集は市販されている「工藤北斗の合格論証集(アガルートの司法試験・予備試験合格論証集)」(以下「工藤論証集」)を使いました。僕は暗記が苦手なので、理解しながら頭に入れていこうとしていました。工藤論証集は論理の流れがしっかり書かれているので、自分にとっては相性が良かったと思います。

 

 

 

 このくらいのことしか書けませんでした・・・。要望してくださった方のご期待に沿えなかったかもしれません・・・。質問には可能な限り回答したいと思うので、質問がある方は、5chのなんでも雑談スレやコメント欄で遠慮なく質問なさってくださいm(_ _)m

 

                                 以上