週の初めに息子が風邪をひいたので、家の中でもマスクをしたり、手洗い・うがいもこまめにしていたのですがうつってしまいました・・・。
昨日から喉がいたく、鼻水が滝のように流れてきます(鼻のかみ過ぎで鼻の下がいたいです・・・😢)。
先に症状の出た息子ととともに、町のコロナテストセンターにテストに毎日通っていますが、今のところは陽性反応は出ていないのでおそらくただの風邪かと・・・(風邪でありますように・・・祈)。
コロナ禍の中、風邪をひくと、体がしんどいだけではなくいろいろつらいですよね・・・。
ドイツへ来て、1年と10か月目から働き始めたのですが、なかなか慣れなかった(慣れられなかった)ことがいくつかあります。
その中の一つが、風邪をひいたときの対処法。
東京で働いていたころは、風邪をひいたって、ちょっとくらい熱があったって(なんなら38度超えてたって!)
「仕事に穴をあけてはいけない!」
と出勤していました。これは私だけのことではないと確信をもって言えます。
ですよね?日本人のみなさん。
翻ってドイツは・・・
もちろん、勤め先のカルチャー、職種や役職によっても多少の違いはあると思いますが、
ゴホゴホ咳をしながら仕事をしていると「(うつったらこまるから)帰ってぇ~」といわれます(咳をしている人に近寄りたくないのは日本もおなじか・・・)。
ドイツ人、基本的には風邪を引いたらたっぷりお茶を飲んで休みます。
その名も「風邪用のお茶!」(安直なネーミングだけど一目瞭然!)
Erkältungs (風邪) + Tee (茶)
ホームドクターに行ったところで、
「たくさんお茶を飲んで、睡眠をちゃんととってくださいね。」(自然療法で治すってことですね)
と言われてかえされるのがおちです(日本のようにお薬はもらえません・・・)
よって、私は風邪をひいてもお医者様へは行かなくなりました。しんどい中出かけていくのもつらいし、免疫力が落ちているときに病院の待合室などで別の何か!をもらったらますますしんどいので・・・。
お薬は熱が高いときに解熱剤が処方されるくらいです。
あとは、「果物をたくさん食べてビタミンをとってね」と言われるくらい。。。
日本で風邪をひいた時の定番の食べ物と言えば「おかゆ」を思いつきますが、
ドイツ人の友達の話によるとドイツは(地方にもよると思いますが)、
リンゴと人参のサラダ (リンゴと人参を千切り?にしたものにレモンをしぼって混ぜて食べる)
と
チキンスープ (鶏肉と玉ねぎ、にんじん、ジャガイモなどの野菜を煮込んだものに細かいパスタがはいっていたりする)
らしいです(確かイギリスもチキンスープでしたよね)。
リンゴと人参のサラダからはビタミンをとって、胃に優しいチキンスープで体を内側から温めるというかんじでしょうか。
『ドイツ食品新聞』によると、2017年、ドイツは、世界各国(63か国)から合計53,000トン以上のお茶を輸入したそうです(どのくらいの量なんだかぜんぜん想像がつかない・・・53,000トン!)。
お茶の専門店はもちろん、スーパーのお茶コーナーにも本当にたくさんの種類のハーブティーが並んでいます。
お茶の専門店
スーパーのお茶コーナー
*最近は、一般のスーパーでも抹茶を置いているところが多くなりました。
よく飲まれているものは、リンデン花茶や、ローズヒップのお茶、サルビアのお茶などです。
風邪の季節です。
みなさんもどうぞお体ご自愛ください。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。



