1.見解

中二I

◎10ジャスティンパレス

前走は追い込んでイクイノックスの2着と実力は十分。3連勝中の5枠を引いて鞍上も問題なし。敵なしである。 

○5ドウデュース

ここ2戦は残念な競馬だったが武豊騎手に戻って反撃の態勢は整った。好枠を引いた昨年のダービー馬の反撃に期待したい。父ハーツクライと血統もよし。

▲4タイトルホルダー

ここ最近は厳しいがG13勝と実績はメンバー随一。好枠を引いたので前の2回よりは条件は良い。ラストランなだけに逃げれば可能性は十分ある。

△1ソールオリエンス

皐月賞で見せた末脚は非凡な才能を現している。2400のダービーでも好走しているのであの末脚が炸裂すれば1着にもなり得る。エフフォーリア、イクイノックスとダービー2着の3歳馬がここ2年勝っているのも面白い。

△7アイアンバローズ

前走の様な逃げができれば3着の可能性あり。今年大活躍の大谷翔平の背番号17と掛け合わせてワイド1ー7にも期待したい。 

△13タスティエーラ

ダービー馬で皐月賞、菊花賞2着と同世代では力はある。この力を古馬との対決でも出せれば3着以内は間違いない。

△15スルーセブンシーズ

宝塚記念は追い込んで2着、凱旋門賞も惜しい競馬で4着。中山を得意とし、有馬記念4勝の鞍上が入れば枠の不利はなくなるだろう。

16スターズオンアース

15番ならまだしも16番は相当厳しい。血統も弱く、最近勝ちきれていないのでここは消し。

 

中三A

◎10ジャスティンパレス

今年に入って本格化している馬。私の推し。鞍上も有馬勝利経験ある横山武史と申し分ない。秋天では差し有利の展開がむいたものの例年の1位と並ぶ時間であり素直に評価できる。主なライバルが不利な大外を引いたのも大きい

◯4タイトルホルダー

3度目の正直でようやくまともな枠を引けた。スタミナが必要かつ直線の短い中山2500は最適性と言える

▲ 5ドウデュース

イクイノックスに勝利経験ありとポテンシャルは最上位、近ごろの凡走は明確な原因があり評価は落ちない

鞍上の武豊騎手は朝日杯で格を見せつけ全く衰えていない、体型がマイラーなのと3連戦がマイナス評価

△ 6 ディープボンド

鞍上が失態を犯したマーカンド騎手で旨みがある

歳による衰えは感じるもののまだ十分やれる

△ 16 スターズオンアース

未入馬券圏外、スタートすぐにカーブという外枠殺しの有馬に対し最強の鞍上ルメールなら2、3着に来られるかもしれない

 

中三O

有馬記念の見解は

今回のレースで逃げると予想されるのは逃げ、先行で勝利をよくあげている馬達だろう。

アイアンバローズ、ジャスティンパレス、タイトルホルダーあたりだろう。この時、隊列は縦長になりやすく、スタミナがあり脚が使える馬が勝利しやすいだろう。

◎15スルーセブンシーズ

中山2500mを走ったことは無いが、中山はかなり走ったことはかなりあり、中山の適性は良し。また宝塚記念、凱旋門賞での好走は、スタミナと最後の脚の強さを示している。調教も抜群によく、調子の良さが現れている。G1未勝利ではあるが別格の強さを想像してしまう。かなり外枠であるが、差すときはある程度外にまわすと思うので、思ったよりかは支障が出ないと思う。鮮やかな脚を期待する。

◯13タスティエーラ

この馬も抜群に調教が良い。また戦績を考えると、弥生賞とダービーを勝ち、皐月賞と菊花賞を2着の実力馬である。皐月賞では先行して早めに仕掛けながらも勝つのではと思わせる程の脚を披露した。また、菊花賞では最後まで粘り強く走っている。鞍上のムーア騎手も新馬戦以来の騎乗であり、扱いも少しは慣れているだろう。

▲16スターズオンアース

この馬も強い差し馬である。この馬の強さを表しているのは秋華賞であると思っている。最後の直線に入るときは最後方であるにも関わらず、短い直線を伸びて3着に持ってきた。また、ジャパンカップではイクイノックス、リバティアイランドの前に霞んでいるが、3着という結果。2頭トップを除く馬の中では一番強いということだ。これらは実力の高さを物語っている。残念ながら大外枠ではあるが素晴らしい脚を期待したい。

△2シャフリヤール

一昨年のダービー馬である。ドバイでの勝ち実績も有り、強い馬であろう。調子が落ちてはいるが札幌記念以外は決して悪くない。札幌記念も稍重で洋芝というディープインパクト産駒には不向きな馬場という理由がある。またBCターフでの3着も大きい。レースでは前2頭との差を広げさせていない。スタミナの高さが伺える。今回のレースでも来ては不思議ではない。

△4タイトルホルダー

中山2500mでは数度勝っており、とても相性の良い馬。もともと逃げで勝ってきてスタミナも高く、上手く逃げられれば上位はあるだろう。

△10ジャスティンパレス

長距離が得意でスタミナがあり、先行でも逃げでもどちらでも勝っており、実力は高い。だが最後の末脚は他の実力馬には劣ると思う。差し展開と考えると少し不利であろう。

 

高一F

◎4 タイトルホルダー

有馬記念当日に引退式を控える当馬は3度目の有馬記念で悲願の内枠を引き当てた。同舞台の日経賞は連覇、特に今年の斤量59キロで8馬身圧勝は並大抵の実力では不可能なこと。前走のジャパンカップも大逃げしたパンサラッサの2番手で5着に粘り込んだ。東京から中山に舞台が変わることは歓迎される。最後の一戦は究極仕上げで臨むはず。

○10 ジャスティンパレス

今年のG1では春天1着、宝塚3着、秋天2着と距離競馬場問わず好走している。こうなると気になるのは去年の有馬記念の敗因だが、そもそもまだ3歳で本格化前だった、タイトルホルダー、ディープボンドともども先行馬には厳しい展開だったこと、鞍上が日本の特別戦ではあまり勝てないマーカンド騎手だったことなど多くのことが挙げられることから去年の有馬記念は度外視したい。一つ不安要素を挙げるとするならば天皇賞・秋のレコード決着の次走連対したのはイクイノックス一頭のみで、上がり最速の足で追い込んできた反動には注意したい。

▲5 ドウデュース

ドバイターフは無念の出走取消、天皇賞・秋、ジャパンカップは怪我で武豊が乗れず、この一年のG1レースを万全な体制で戦えなかった。それでも京都記念で見せたパフォーマンスは驚異的。3歳時に中山で連敗しているのは気がかりだが、先週朝日杯2着で問題ないところを見せた武豊とともに好枠からなら逆襲の末脚を繰り出せる。

△2 シャフリヤール

香港ヴァーズに出走予定だったが現地医師の判断により出走できず急遽有馬記念への出走。サンタアニタから香港を経由しての参戦は臨戦過程が良いとはいえず、シャフリヤール自身は中山競馬場、2500以上の距離ともに未経験と不安要素は大きい。しかし去年のドバイSC1着、JC2着、今年のBCターフ3着と世界各国の競馬場で好走している事から中山が合っていてもおかしくない。上に書いた不安要素を払拭できれば好枠を引いた以上軽視することは危険だ。

△12 ウインマリリン

今年はピリッとしない着順が続いているが、札幌記念は馬場状態が合わず、オールカマーでは不利な大外を引いてしまったことから度外視できる。前走のBC F&Mでは中団からジリジリと脚を伸ばして4着に入ってまだまだやれるところを見せた。中山の重賞を2勝していることから舞台適正は高い。去年の香港ヴァーズのパフォーマンスを再現できれば十分にチャンスはある。

△13 タスティエーラ

今年のダービー馬かつクラシック3戦全てを連対した安定感ある馬。中山では弥生賞1着、皐月賞2着と適性はある。3歳馬有利の傾向がある有馬記念で世代トップの実力を持つ当馬を軽視するのは禁物だ。

△15 スルーセブンシーズ

7戦して複勝率100%の高い中山適性、宝塚記念でイクイノックスに首差迫った末脚、凱旋門賞で世界に立ち向かえた持続力、実績のある凱旋門→有馬のローテーション、有馬記念4勝の鞍上、絶好調に見える追い切り。全てをとって見ても買い要素しか無い状況だったが8枠を引くだけで状況が一変してしまった。それでも後方からの追い込みに懸ける当馬には比較的影響が少ないとは思うが、ただでさえ2500という距離は未経験な上に道中6つのコーナーを外で回るとなるとスタミナ面に不安が残る。

1 ソールオリエンス

今年の皐月賞を衝撃的な追い込みで勝利したがその後は一番人気を3度裏切る結果に。それでも馬券は外さなかったが、2000メートルを超えた距離が一番の適性と言われると疑問が残る。基本的には有利とされている一番枠だが、外から末脚を使うタイプの当馬にとっては不利になってしまうかもしれない。相棒の横山武史騎手から長距離でのイメージが薄い川田騎手になったのもマイナスポイント。

16 スターズオンアース

枠順抽選会でルメール騎手が1と16以外なら良いと言ったように有馬記念において16番は死の枠。流石のスターズオンアースとはいえ、初めての2500に大外枠となれば馬券を外しても致し方ないか。

 

高一G

◎5 ドウデュース

秋天ではアクシデントで武豊が乗れなくなり、突然のテン乗りで惨敗したが、JCでは戸崎が連続騎乗し、上がり3ハロン33.7の末脚でタイトルホルダーを差し切って4着。この馬もまだまだこれからであるということを見せてくれた。JCよりも確実に状態は良化しており、鞍上には復活した武豊を再び据え、良い枠を引くことも出来た。勝利への準備は万全といったところか。

○10 ジャスティンパレス

秋天はジャックドールがかなり速いタイムで逃げる中、後方に控え、一気に差して2着。上がりも最速の33.7であり、また、秋天のレコードはイクイノックスが掻っ攫っていったが、この馬も例年ならレコードとなるタイムでゴールしている。この馬の実力はこのメンツでもトップレベル。

▲16 スターズオンアース

JCは大外枠をひいたがリバティアイランドに迫る3着と好走。11戦して複勝率は100%と安定感は抜群。ただ、今回のレースでも大外枠を引いてしまい、ここでの大外枠はかなり厳しいレースを迫られるかも知れない。

  2.買い目

高一F 

馬連 4-2,5,10,12,13,15 6点

高一G

ワイド 5-10,16

高一O

三連複 10-1,5,8,14,15,16 15点

中三O

単勝13、15

複勝2、4、16

馬単15→13,16

三連複13.15-2.13.15.16-2.4.10.13.16 14点

中二A

単勝10

三連複

10=4,5,13,15

三連複フォーメーション

10-2,6-5,13,15