《中山牝馬ステークス 回顧》
3カワキタエンカ、6ランドネ、13ミッキーチャーム、14ワンブレスアウェイと続き、前半3Fは36秒0、前半1000mは59秒8とやや速いペースに。直線手前で11フローレスマジックが先頭に立つ。直線に入りフローレスマジックが先頭をキープするが残り100mで外からフロンテアクイーン、ウラヌスチャーム、アッフィラートが一団となってゴールイン。勝ち時計は1分47秒7、上がり3Fは35秒5。ハイペースになり先行馬には厳しい流れになった。2番人気の13ミッキーチャームなどは次走以降期待したい。
1着7フロンテアクイーン
5度の重賞2着があったがついに初制覇(ちなみに重度の落馬負傷となっている北村宏司騎手の騎乗予定馬でした…)牝系にトウショウボーイやソシアルトウショウなどがいる。
2着9ウラヌスチャーム
父はルーラーシップ、母父フジキセキ。
3着4アッフィラート
母は米重賞3勝のレディオブヴェニスで、半兄に京成杯2着のアクションスター。母父は仏2歳G1グランクリテリウム勝ち馬ルーソリテール。

《金鯱賞 回顧》
出遅れたメートルダール以外は揃ったスタートを決め、タニノフランケルが出ムチも入れながら予想通り単騎逃げの展開。1000m通過は1分1秒ちょうど、稍重馬場を考慮すれば平均ペース。最後の直線ではダノンプレミアムが絶好の手応えで先頭に立ち、エアウィンザーも中団から伸びるも届かず。道中やや後方めに位置していたリスグラシューが抜群の切れ味を見せて2着に入った。
1着ダノンプレミアム
「強い4歳世代」を象徴するような勝ち方であった。単に馬体重で切るのは安直だと知っていたし、ヒモには入れていたが…地力を証明する横綱相撲。ここで絞って次走大阪杯はより得意な右回り。間違いなく本命…
2着11リスグラシュー
シュタルケ騎手が馬を活かす乗り方であった。休み明けでリフレッシュし、馬の持ち味であるキレを活かせる競馬にしたのは流石。2戦目までは問題なくこなす馬なので(2戦目も未だに馬券を外していない)次走も注目。
3着8エアウィンザー
稍重まで悪化したのが想定外だったが、キングカメハメハらしいタフな馬場への適性を見せた。「時計も出るけどパワーが要る」が好走できる馬場なので、次走もそうなれば。

《フィリーズレビュー 回顧》
キュールエの2頭が出脚使えずに後方から。アウィルアウェイがアスタールビーと競り合い、ここで溜めておきたかった脚を使ってしまう形。1000m通過はこの時期の牝馬にしては早い58.5だった。直線に入ると差しの位置から伸びてきたプールヴィル、さらにその後ろから伸びたノーワン。2番手集団のジュランビルが3着と差しの位置からでも届く馬場。ただ「稍重」などの文面に踊らされることなきよう。予想通りに1番人気のアウィルアウェイは飛んだ。距離がもう少し長い方が良いでしょう…
こうして馬券になった馬の血統を見ると3頭全てにレッドゴッド系orグレイソブリン系と欧州系ナスルーラ。そして母系に欧州系。パワーとスピードのバランスはスプリンター寄りで、今回の阪神1400にぴったりだった。

買い目的には日曜2重賞W的中(僕たちは買えないのですが)と調子◎。このままガンガン当ててっちゃいましょう!