セックスレス会議宣言の夜。
旦那はいつも通りちゃんと帰ってきた。


もしかしたら逃げ出す口実で寄り道してくるんじゃないかと思ってたけど。ニヤニヤ


しかもなんかちゃんと話す気満々。


ダイニングテーブルに二人で向き合う。
なんだかちょっと緊張。


私「よかったね、私が古き良き時代の慎ましやかな女性ではなく開けっ広げで諦めない現代っこで。普通もうこんな話し合いなんてしないで愛想つかしてさっさと離婚するんだから。」

旦那「まぁね…」
苦笑い。

私「今日こそはなぜできないのかちゃんと話してください。」


旦那「そうだねぇ…」


少し時間を置いて


旦那「ママはさ、ママになっちゃったんだよね。ぴーちゃんのママに。
いつの間にか、ヤるとか触るとかそういうの考えちゃいけない相手って思っちゃうようになってさ。」


私「私は何も変わってないよ。
ママにしたのはパパでしょ?ママっていう形にしたいから私をママに見るんでしょ?もうちょっとママらしくして。ママらしくしっかりしてって何回私に言ってたと思う?」


旦那「うーん…」


私「ママはママだよ。ぴーちゃんのママ。
だけどパパのママではない。」


旦那「じゃあさ、ホントにもう少し痩せて。ホントに。」


は?

結局いつもの?

あなたは私の体型が変わっただけで私を抱けないというの?

私の何が好きなの?
細かった体?


イラッとして口が滑り出した。


私「何も変わらないじゃん!!
いいよ、そんな抱きたくないなら別に。その代わり私のこの体型ごと受け入れてくれる人がいたらその人とヤるから。
別れたいとかじゃないからお互いそこは公認にしておこうよ。あなたも別に違う人をみつけていいから。そこが公認ならケンカにもならないでしょ?家族は平和。」


あら。滝汗
あらららら。

違う違う違う。
そんなことが言いたかったんじゃない。
そんなことがしたいんじゃない。

ヤバ。


旦那「うーん…そうまでして相手が必要かな?それでいいの?そうしたいの?
俺は嫌だけど…」


私「あなたが嫌でもそうするしかない。
心がモヤモヤしたままで悲しい気持ちでいるより私もどこかちがう場所で発散できるならその方が家族も安定するよ。
だってあなたは私とする気がないんだから!」



いやいやいや。滝汗
この方法は違うでしょ。
やめてやめてやめて。
とめてとめてとめて。



旦那「俺は…嫌だけどね…
違う相手なんて考えただけでも嫌だけどね。
ママがそうじゃないなら…仕方ない。
まぁ…。俺は他の人とはしないけどね。」



私「まぁ、そういうことだから!
おやすみ!!」



あぁーあ…チーン
やっちまったな。
やっちまったよ。


こうしてセックスレス会議1日目は終わってしまったのでした…。



次の日どうにか話をもどそうと、セックスレス会議②を試みます。。