初場所を明日に迎えて霧島の綱取りに注目が集まる中でもう一つの注目が関脇琴ノ若の大関取りです。

昨年初場所が新三役で迎えてから1年間を

小結 初 8-7 春 9-6 夏8-7 

関脇 名 11-4 秋 9-6 九 11-4

と三役の地位を守ってきました。

そして今場所大関昇進がかかる大事な場所となります。仮に場所後に霧島が横綱、琴ノ若が大関に昇進した場合は平成5年初場所後に曙が横綱、貴乃花(昇進時は貴ノ花)が大関に昇進して以来31年ぶりとなります。

琴ノ若は右四つを得意とし、大きな体格を生かして寄るスタイルだと思います。相手の圧力を吸収してしまうような柔軟な体質であるように感じます。また左寄つや押しても相撲が取れ最近では押し相撲にも磨きがかかってきました。相撲が大人しかった入幕時に比べ相撲に厳しさと力強さが増して来ており最近の内容を見る限りでは自分より番付が下の力士に対して取りこぼしをしなければ大関昇進の可能性は高いと思います。


昇進ラインは13勝(目安の3場所33勝)ですが、佐渡ケ嶽審判部長は最近では目安に届かなくても内容がよければと柔和な姿勢を見せています。仮に12勝で内容が良ければ(優勝なら)昇進の可能性はあると思います。


琴ノ若が大関昇進、霧島が横綱昇進を果たせると信じています。