朝のお約束は 菊ちゃんチーチータイムのお散歩
そういえば 穴水の伯母のところにいる間に
菊ちゃんの 歯が 抜けた
わんこの乳歯って 人間の歯と形が違うのね
木製の小さな入れ物に 集めて 入れてある
子供のころ 乳歯が抜けたら
下の歯は 屋根の上に
上の歯は 縁の下に
ねずみの歯ーにー 生えてこい!
って 投げなさい って 言われた
朝風呂は 360円なり
ここは 道後温泉館から 近く
アーケードの商店街から 抜けて すぐ
昨日のお散歩で下見しておいたの
2011年 10月24日 「アチイー 南国四国は 窓開けて寝ても暑かった」
その日の日記に書いてあった
あまりの暑さに ミニストップのパフェ食べてたー!
四国は いいねー
道幅は ちょっと狭目だけど 北海道に似てる
走りやすい
まずは 軽く 小 250円
二杯目
ここのお店 金刀比羅さんの 門前にあるんだけど
わんこ連れの わたしにも親切だったよ
お店の中には入れないから 菊ちゃんを抱っこして ジタバタしてたら
近くまで出てきてくれて 注文とって
うどんも 外の席まで運んでくれた
ほんとは セミセルフの お店なのにね
さて 菊ちゃん 歩けるかな?
頑張って のぼったんだけどー
ちびすけには 無理ぽ
抱っこスリングで 重いー
今の菊ちゃん 6.8kgは タワシも抱っこして 階段登れないよ
こんぴら狗 ここで初めて わんこにやさしい理由を知った
こんぴら狗のことも ここまで来るまえ 知らなかったの 無知なタワシ
まだまだ 登る
もう ヘロヘロで ちゃんとした写真撮れてないけろー
本人が お参りに来られない時は 飼い犬が代理で ここまでくるそうです
「こんぴら狗」(ちょっと長いけど読んでね)
江戸時代、庶民は旅行を禁止されていましたが、神仏への参拝の場合はその限りではありませんでした。
数ある神社仏閣のなかでも、伊勢神宮への参拝の旅は特別で、庶民にとって一生に一度の夢であり、「お伊勢参り」と言われました。
それに並び「丸金か京六か」と言われ、讃岐の金毘羅大権現(今の金刀比羅宮)と、京都六条の東西本願寺への参拝の旅も人生の一大イベントでした。
当時、江戸を中心とした東日本の各地からこれらの社寺への参拝の旅は大変なことで、当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くことがありました。これを「代参」と言いました。
旅を途中で諦めることにした人が、道中で知り合った旅人に旅費と初穂料(お賽銭)を託し代参してもらうこともあったようです。
金毘羅大権現への代参で有名なのが森石松です。清水次郎長(山本長五郎)の代わりに参拝し、預かった刀を奉納したと伝えられています。
実は、代参をしたのは“人”だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあったのです。
袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。
犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたのです。
金毘羅大権現へたどり着いた犬も、そんなのどかな風習により、立派に務めを果たしたのでしょう。この「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたのです。
金刀比羅宮のHP より
1368段 一緒に上った
ひとつひとつ 菊ちゃんと 一緒に
そして 積み重なった上に 今が ある
上からの眺めは 達成感があるねー
母の名前から 一字 音をもらった 菊ちゃん
立派に 代参の務めを果たしたね
ママ もっと もっと 一緒にいたかったよ
こんぴら狗のことを知って ここに菊ちゃんと来たのは 偶然じゃなかったと思った
少しずつ 苦しい気持ちが 薄らいだ
今も 苦しくないといえば そんなこた ないんだけど
「いないこと 忘れて」生きてるよ
ときどき 思い出して 泣くとね
遠くにいるはずの 菊ちゃんが ぶっ飛んできて
涙を 全部舐めて 鼻の穴まで舐められて
笑っちゃうよ