富山湾を眺めながら 走って


道の駅 いおり









いつだったか 

ここで 売っていた 大文字草 買いたいなー って 言ってた 母










いろんなことを 思い出しながら 懐かしい七尾へ向かいます






七尾は母方の出身地です














七尾を 通って 和倉から 橋を渡り 七尾湾に 浮かぶ能登島へ

10年ぶりぐらいの 能登島は 道路がきれいになって 驚きました













初夏に 車中泊するには 絶好のポイントもみつけつつ 記憶を手繰り寄せながら お寺へ

小さな島の 小さなお寺ですが 鐘つき堂もあり 改修されて 

ちょっとこぎれいになってました










お墓に向かって手を合わせ

「おばあちゃん、先祖代々のみなさま、ママがそっちに行っちゃいました。
ちょっとわがままだけど頑張り屋でかわいいママでした。
そちらで暖かく迎えて頑張ったことを褒めてあげてください。
私が行くまでよろしくお願いします」






 そう お願いしました








午後の陽はだんだんと傾いていきます


























ここからまた橋を渡り いいかげんそろそろ 穴水のおばちゃんに連絡入れなくっちゃね




七尾と穴水の 中間地点?道の駅中島ロマン峠で おばに電話しました








「あれ! ○○○ちゃん! あんた今どこにおるん? 

昨日あんたのお父さんから電話があってぇ 

こっちに向かってるはずだから 連絡はいると思うって言われてぇ

 いや それにしても ワタシ今和倉におるんよぉ 

今そっち行くから そこ動いたらあかんよぉ!

うごかんといてぇな!」






とはんなりとまくしたてられ





「は、はい」と お返事しました









おばちゃんが来るまで 菊ちゃんのお散歩タイム

さすがに能登半島の秋は鼻水がでるわ・・・懐かしい伯母の声にちょっとウルルンな私











20分ほどして 伯母が 車でぶっとんできました










車から降りた伯母の顔を見ると ずっとこらえてきた言葉が出てしまいました











「おばちゃん! ママしんじゃった! ママが ママが」














とても イイ年した私が発する言葉と思えませんが 






ママの病気が分かってから 周りに心配かけまいと一言も誰にも何も言わずにいましたが

ようやく 伯母にだけ甘えることができました