先週、中日新聞に愛知縣縣護國神社の紫陽花が満開になったという記事が載っていました。

記事によると、紫陽花は参拝者が植えて広がったもので、十年ほど前から神社であじさい祭りも行われるようになり、近年名古屋の紫陽花の名所となっているそうです。

愛知縣縣護國神社は、私が通勤で乗り降りする名古屋城駅から歩いて数分の所にあるものの、会社とは反対の方向にあるので、勤続30年経も経つのに今まで訪れたことがありませんでした。

鶴舞公園へ紫陽花を観に行ったばかりなのて、護國神社は来年にでもと思っていたのですが、平日休みの本日木曜日に行ってみることに…

と言うのも、火曜日職場で唯一私のブログを知っているパートさんに護国神社の紫陽花の話をしたのですが、翌日の水曜日体調不良で仕事をお休みされたので、お見舞いがてらに護國神社の紫陽花をブログに上げようと思った次第です。

ジムでアクアビクスを終えたあと、地下鉄で名古屋城駅まで…
通勤とは違う4番出口から外に出ます。

護國神社は会社とは反対の方向…
いつも乗り降りする地下鉄の駅なのに、出口が違うとそこは別世界…

どこかで聞いたような…
浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」です。

過去の世界にタイムスリップ、そんな分けないか…

そこは官庁街なのである意味殺風景…

それでも珍しい光景が…
環状交差点

ラウンドアバウトとも言うそうです。
ラウンドワンなら知ってますが…


ラウンドアバウトを渡ると左手に紫陽花の姿が見えました…

護國神社までの通りに紫陽花が咲いています。

庁舎のビルばかり、殺風景な官庁街で見つけたオアシス…

護國神社の鳥居が見えてきました…
官庁街の外れに鬱蒼とした森が…


なるほど紫陽花の人気スポットもうなずける…








戦没者や殉職者を祀る護國神社

たくさんの「いしぶみ」が建てられていました。

碑(いしぶみ)

後世に伝えるために先人の事跡・氏名などを石に刻んで建てたもの。

先にその「いしぶみ」を紹介しておきましょう。

ここが入口…

戦艦大和記念碑

飛行科士官慰霊碑



たくさんの碑が建てられています。




境内を案内しましょう。

鳥居をくぐると左手に手水舎があります。

ここの紫陽花が一番キレイでした。

手水舎を進んで右手に本殿が控える神門があります。



神門前は日当たりが良く、紫陽花も見頃を過ぎて、色褪せた感…。


私の祖父も沖縄戦の戦没者であります。

祖国日本の安泰を願い、愛する家族の幸せを念じつつ、心ならずも尊い命を捧げられました多くの戦没者の方々に、今の平和な時代に生きていられる感謝の思いを伝えました。


境内の紫陽花の様子も紹介しましょう。





6月に入って3度目の紫陽花観賞でしたが、見飽きることがありません…

背の高い樹木の花や、地面に生える草花と違って、ちょうど目線あたりで花を間近に眺めながら観賞できるのも、紫陽花の花の魅力かもしれませんね。

護國神社の紫陽花の花、楽しんでもらえたでしょうか?



折角なので、帰りは地下鉄一駅歩くことにしました…

と言ってもオフィス街とあって!歩けど歩けど、ビルばかりとつまらない…

そんな殺風景なオフィス街で見つけたのが…

両口屋是清の本町店

そして涼しげで美味しそうな羊羹…
お土産に「れもん」と「キュウイフルーツ」を購入しました。

冷やして食べると美味しいそうです。

両口屋是清と言えば「千なり」…
珍しい林檎あんを購入しました。

とっても美味しかったです。

パートさんへのお見舞いブログのはずが、結局自身が楽しんだ記録となってしまいました。

スミマセン…。

元気に職場に戻られることを、お待ちしております。