週替りに主役が入れ替わる樹木の花シリーズ、今週の主役は日曜日に大府市の大倉公園で見つけたヒトツバタゴです。

というのも今週火曜日の中日新聞の名古屋市民版に「春の雪  満開」と熱田区の並木道が紹介されていました。
記事を読むと熱田区の名古屋市国際会議場西側の市道に二百本以上ヒトツバタゴが植えられていそうで写真を見るとかなりの大木のようです。

ヒトツバタゴの並木を見に行きたかったのですが、あいにく今週は夜勤で土曜日の朝まで仕事で満開の見頃の時に見に行けそうもありません。

残念に思っていたら、仕事前に立ち寄ったイオン金山店の前に街路樹としてヒトツバタゴが植わっていました。

火曜日の夕方は雨模様で薄暗く、水曜日の夕方も日が暮れはじめて暗めと撮影の条件に恵まれず、再度木曜日の朝仕事明けにも写真を撮りに行ったので全て載せておきます。


25日(火)夕方 ☔雨






26日(水)夕方 ☀晴





27日(木)朝 ☀晴











ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)モクセイ科ヒトツバタゴ属

名前の由来は同じモクセイ科のトネリコ(別名タゴ)に似ており、トネリコが復葉であるのに対して小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名があるそうです。

別名はナンジャモンジャの木ですが、ナンジャモンジャとは名前が分からない大木に付けられた総称であり他にクスノキ、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュなどもそう呼ばれており、特定の樹種を示すものではありません。
ただヒトツバタゴがよくナンジャモンジャの木と呼ばれることが多いそうです。

ヒトツバタゴは分布が木曽川流域の東海地方と長崎県対馬と限られており、絶滅危惧種にも登録されているとのこと…
そんな樹木が街路樹として植わっているなんて有り難いですね…。

来年は国際会議場の並木を見に行くことにします。