今日は夜勤明け、お昼まで仮眠してからスポーツクラブへ…。
プールで少し歩いて泳いだ後アクアビクスを40分と軽く体を動かして体内時計をリセットします。

スポーツクラブを出たのが15時、ウォーキングも兼ねて帰り道、白鳥庭園まで道草(寄り道)をしました。

夏に熱田空襲の戦争遺跡を訪ねた時、秋の紅葉の季節に再度訪れようと思っていた白鳥庭園、紅葉シーズンは11月下旬から12月上旬なので見頃には少し早いのですが、季節の移り変わりが少しでも感じられれば良いかと思いながら堀川沿いを歩いて向かいます。

堀川沿いの街路樹も色づき始めています。

Google レンズが活躍、カメラをかざして検索してみました。

トウカエデ



「カエデ」と「モミジ」の違いを調べてみまると…。

実はどちらもカエデ科カエデ属で植物の分類上は同じですが、普通は、葉の見た目で使い分けています。葉の切れ込みが深いカエデを「○○○モミジ」、葉の切れ込みが浅いカエデを「○○○カエデ」と呼んでいます。

しかし、「モミジ」と「カエデ」は別の意味を持った言葉で、その名の由来が違います。 モミジは、秋に草木が黄色や赤色に変わることを意味する動詞「もみず」に由来し、それが名詞化して「もみじ」になり、それから転じて、特に目立って色を変えるカエデの仲間を「モミジ」と呼ぶようになりました。

一方、カエデは、葉の形がカエル(蛙)の手に似ているので、「かへるで」、後に「カエデ」と呼ばれるようになりました。 昔は、カエデの仲間で、葉が手のひらのように切れ込んだものをすべて「かへるで」と呼びました。「モミジ」も手のひらの形をしているので「かへるで」と呼んだようです。そのため、今も「モミジ」と「カエデ」は同じ意味のように使われているのだと思います(例えば「イロハモミジ」のことを「イロハカエデ」と呼ぶこともあります。
とのこと。

トウカエデの葉
確かに切り込みが浅く、カエルの手の形をしています。


他にもカエデではありませんが色づく街路樹がありました。

モミジバウフ


モミジバの名前のとおり、葉は手のひら状に切れ込んで、モミジ(カエデの仲間)そっくりな形をしています。晩秋に紅葉する点もよく似ています。モミジバフウの葉が互い違いにつくのに対し、カエデの仲間は向かい合わせにつきます。


ダンコウバイ(クスノキ科クロモジ属)
違うかも?



童心に帰って落ち葉拾いを楽しみました。
苔の上に並べてみると、あら素敵!
小さな秋の4点盛りです。

堀川越しに色付いた街路樹を眺めながらのウォーキングは気持ちいいですね!



白鳥公園では何処かで見た風景が…

何処かで見た風景とは、先日琵琶湖周遊で行ったマキノ高原のメタセコイア並木。

こんな身近な所にもありました、メタセコイア並木。




太夫堀には渡り鳥(鴨)の姿も…
夏には見られなかった景色です。


風が強く肌寒くなって来ました。

白鳥庭園の入口のモミジはまだ紅葉前、寒いから帰ろうかと思いましたが折角なので300円の入園料を払って入園します。

白鳥庭園の中に入ると色付き初めのモミジもちらほら







ドウダンツツジは見頃です。


園内では庭師が雪吊りの作業をしていました。

しばらく作業の様子を眺めます、4人がかりの大仕事です。

作業途中の縄が垂れ下がった状態…

ピンと張ると立派な雪吊りの形になります。

今週末から観楓会(かんぷうかい)が始まるので、それに合わせて雪吊りの準備も万全です。


観楓会と同じく始まる夜の紅葉ライトアップに向けての準備も進んでいました。

竹で作った足元の行灯

モミジを照らすためのライト




水辺には鯉や…



鴨の姿も…


そんな素敵な景色を園内のカフェから眺めたかったのですが、歩き回っていたら遅くなってしまい閉店の時間に…残念。
平日、紅葉シーズン前とあって来園者もほとんどおらずノンビリと園内を回ることが出来ました。
次はライトアップされた紅葉を見に来るか…。

日も暮れ始めました、白鳥庭園を後にします。

秋の日は釣瓶落とし…。
街頭には日が灯り、センチュリーホールもライトアップされていました。


名鉄神宮前駅まで歩いて帰宅します。

帰宅して調べたら、この白鳥庭園は園内の築山を「御嶽山」、そこを源流とする流れを「木曽川」、その流れの注ぎ込む池を「伊勢湾」に見立て、源流から大海までの「水の物語」をテーマにした日本庭園だそうです。

園内の築山や渓流の写真も撮っておけばよかった…、また今度にでも。


ちょっとした道草でしたが、今日も沢山のステキな風景を見つけることができました。


心豊かで穏やかな暮らしを楽しむためにも「道草」は必要ですね。