7/22(金)に餌やりをしていると羽の生えたスズムシの成虫の姿が観られました。
その日の夜から鳴き始めています。
こうやって並べてみると2ヶ月かけての成長の様子がよく分かります。
蒸し暑い日が続きますが成虫になったスズムシの涼しげな鳴き声が心を癒やしてくれます。
癒やしてくれこのスズムシの音色には科学的に説明できる理由があるのをご存知でしょうか?
「1/fゆらぎ」
一定のようでいて、実は予測できない不規則なゆらぎ、それが「1/fゆらぎ」
難しく言うと
「1/fゆらぎ」(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは0より大きい、有限な範囲をとるものとする。
難しすぎる…
簡単に言うと
規則的なものと不規則的なものが調和した状態が「1/fゆらぎ」で、体験者は心地よく快適な気分になります。
例)
波の音
水の流れる音
小鳥のさえずり
電車のガッタンゴットンする音
音だけではなく
焚き火
木目
など視覚で感じるものもあります。
「1/fゆらぎ」が心地よいのは人間の心拍リズムにも、そもそも人の神経細胞が発する生体信号の電気パルス間隔も「1/fゆらぎ」があるからだそうです。
最近仕事のストレスで心身疲れているので、スズムシの鳴き声のヒーリング効果に期待したいものです。
次回は電話では伝わらない、スズムシの鳴き声の不思議についてお話します。