私にとって9月というのは、日が暮れるのが早くなり、時に涼しい風が肌を優しくなでたりもして、あんなに嫌だった夏の暑さがようやく和らいで嬉しいのに、でも一抹の寂しさも感じて「ああ、夏が終わるのだな……」とちょっとおセンチになってしまう、そんな月です。そしてこのおセンチになってしまう傾向は、2018年の9月を経験してから特に強くなりました。
2018年9月24日、月曜日、秋分の日の振替休日。この日は女性アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」が山中湖でのラストライブをもって解散した日でした。
ラストライブの思い出と共に、ファン有志の企画に誘っていただいて参加できたこと、企画に向けて行動できた日々も、私にとってとても大切な日々となりました。9月になると、どうしてもその頃を思い出してしまいます。
私の職場は9月が比較的に閑散で、当時、時間的にある程度の余裕を持てたことは、9月24日を迎えるうえで本当に助かりました。翌25日には有給休暇を使うことができたので、ボロボロになった身体を休めて回復することもできました。職場には本当に感謝です。
【余談】何度か転職していますが、有給休暇を「普通」に使えるのは今の職場が初めてです。
家族(妻・息子)も優しく送り出してくれました。前夜祭からの参加だったので、23日の午前中に出発。そして山中湖行きのバスが待つ東京駅へ向かう鉄道車両の中で、思いました。私などよりも古くから、熱心で、深い愛を持ってベビレを観続けてきた人たちの中にも、仕事や家事・出産・育児・闘病・看病・介護、その他さまざまな事情で、ラストライブの現場に来ることが出来ない、ライブ中継を観ることが出来ない人たちもいるのだよなぁ……と。
自分がいかに恵まれているかを今一度噛みしめ、「最後の現場を全力で体感するのが、現場へ行った者の使命だ!」などとひとり勝手に熱くなったのでした。