今日は何もしないぞ!と
本を一冊持ち、テーブルに着く
宇江佐真理【桜花を見た】
夷酋列像{いしゅうれつぞう)の中の一節
妙に心に響いて、何度も読み返す。
自分はいったい何をしてきたのだろうかと思う。
漫然と画仙紙に絵の具を塗りつけていただけのような気がする。
自分は本当に描きたい絵を描いてきたのだろうか。
絵の技にこだわらず、心のおもむくままに描いていた子供の頃が懐かしい。あの時のように純粋な気持ちで絵と向き合いたいと心底思う。なまじ絵の手法を覚えたために技巧ばかりを意識するようになったのだ。
美しい絵を描くことは簡単なことだ。ただ美しいだけなら。
しかし、そこに魂を込めることが難しい。
私は絵描きではないけれど
幼い頃は『絵描きさん』になりたいと思っていた
だが、絵描きになることは叶わず
それでも何とか、22を過ぎたころ筆を持つ職には就いた。
絵皿にポスターカラーを何色か入れ
スポイトで水を落とす。
筆を差し込み、しごく。
この瞬間が至福の時。胸が高鳴る。
気持ちを落ち着け、紙に筆を滑らせる。
生きた線、文字が描けるように…
美しいだけじゃダメ。勢いがないと。
妙に心に響いた
「しかし、そこに魂を込めることが難しい」
そうなんだよ。“魂”なんだよ。
お陰でキリリとした遠〜い昔を思い出した。
コロナのバカヤロウ〜!
週に四日も休みだよ〜!!
だけど、こんなゆったりした時間
幸せなのかもしれないな╰(*´︶`*)╯♡