6月に足を痛めた。
店舗数全国No.1という、某有名マッサージ店で施術を受けました。安くて手軽に行ける店なので、月に何度かお世話になっていました。
その日の担当は初めて見る若い男性でした。いつも通りのリクエストをして台に横になりました。
パート帰りで疲れていたこともあり、うとうとと心地よい気分で施術は終わり、その夜はいつも通り眠りました(眠剤飲みましたが)。
翌朝、起床して一歩を踏み出すと、左甲と裏に鋭い痛みが。しかし、もみ返しかな?すぐに治るだろう。とあまり気にかけてはいませんでした。
ところが1週間経っても痛みは治らず、むしろなんとなく悪化している気が。
心配性の私は早速ネットの検索魔となりました。
当然悪い記事しか目に入りません。動悸がしてきます。治りが悪いとか、後遺症が残るとか、そんなのばかり。
今度はマッサージ店の口コミを検索。すると、素人グレー会社だとか、トラブル多発、行かない方がいい、とかそんなのばかり。訴えてるか、どうか?とか•••。
しかし、以前検索魔となって心気症気味になり、体調を崩して精神薬を処方された苦い経験があります。断薬するのに服薬期間の3倍を要しました。二の舞は懲り懲りだ。心をしっかり持って冷静になり、じっと痛みを堪えました。
しかし状況は変わらず。結局整形外科へ。
予想通り骨に異常はなく、医師ですることもなく
。電気治療もしたが気休めで、これまた気休めの湿布をもらって帰宅。
湿布なんて当然効かず、足を引きずりながらパートへ。自宅の階段も手すり頼り。
そんなこんなで3週間が経ち、このまま治らないのだけはどうしても避けたい、と、足専門整形外科を探して受診することにしました。
幸い家からそう遠くないところに医院はあり、足を引きずり向かいました。
そこそこ混んでいて、1時かほど待ち診察室へ。
丁寧な問診の後、医師自ら何枚もレントゲンを撮ってくれました。
その結果やはり骨に異常はないとのこと。
医師は、
「年齢的に加齢でなることもあるし、完全には治らないかもしれません。リラックスすることが大切ですよ。」
とおっしゃい、カルテに「リラックス」と入力していました。
信頼のおけそうな医師のその一言に、張り詰めていた気がふっと抜け、その日を境に痛みにフォーカスするのをやめて過ごすよう心がけました。
するとある日、痛みが抜けつつある体感があることに気づき、そこから徐々に痛みは薄らぎ、発症から1ヶ月、ほぼ完治に至りました。
先生の
「リラックス」
この一言で心気症になることなく、辛抱強く己れの治癒力に期待し、元の体に戻ることができました。
医師との相性は、病気の早期完治に大きな影響を及ぼす、と身に沁みて実感した出来事でした。
この体験を、今かかっている精神科にも大いに役立てたい、と思う体験でした。
相性のいい医師を早く見つけたいものです。