英ロンドンで、手芸と幾何学の最先端を探究した本が、『最も奇妙な文芸作品』に与えられる賞、ダイアグラム賞に輝いた今日この頃、皆さん“いくなんがく”ですか？
この本は、数学者ダイアナ・タイミナによる『双曲線面かぎ針編みの冒険』、他の候補作には『このチワワはどんな種類のビーン (豆)』や『第三帝国のコレクタブル・スプーン』などがあったのだそう。
栄誉ある賞ですね。
さぞかし嬉しかった事でしょう。
実に羨ましい。
ね？
ガイハ日記も、いよいよ年内では1000話。
本にすると宣言しておきながら、ページが嵩（かさ）み気付けば実現不可能に。
何故って高いんですもの。
大体1話につき5ページで計算をすると『（1枚あたり）4円×5P×1000円』で20000円。
それに基本料金の650円を加えれば20650にもなってしまいます！
高いですね。
破産してしまいますね。
というわけで、宜しいですか？
これも『ダイアグラム賞』の為、皆様の熱いご融資お待ちしております。
『似た様な経験』させて下さい！！
ええ。

【あらすじ】
『今日はとことん飲み明かそう』と、"続き"も"爽快さ"も無い森高ソングを熱唱する"れしーと27cm"。
背中に中年サラリーマンの哀愁を漂せながら、道玄坂を駆け上がるのであった。

やっと『鳥良』到着。
さっそくビールで乾杯。

G『ハッピーー！！』
U『オレーーンジ！！』

名古屋カムバック。
続いて

・黒胡麻山椒バンバンジー

・鶏笹身とたっぷり葱のポン酢和え

・手羽先から揚げ

・もも肉の唐揚げ

・鶏チーズはさみ焼き

・鶏ハラミのチャンジャ

・鶏らーめん

を注文。
まさにこれでもかとばかりに鳥尽くし。

近況報告も済み、酔いも回ってきた頃
U『そういえば今年も正月に実家に帰ったんだが…』

天下の『ドン・ファザー』君臨するU田家。
その存在感は、まさに下町の親分といったところ。
昨年の帰省では（※1）

『なんだその髪型は？お前はムッシュ・かまやつか！？』
と一刀両断。

いったい、今年はどうなってしまったのか。
鉄拳か。
はたまた、ちゃぶ台返しか。

否、そうは言ってもボスも良いお年。
いくらなんでも、そろそろ落ち着いていてもおかしく無い筈。
久しぶりに帰って来る、息子を温かく…

U『出前で特上マグロが届いていたんだが、「これはお前のじゃない！近所の子どもたちの為に買ってきたやつだ。だから手を出すな！」ってさ…。断固距離されたよ…。』

迎えられていませんでした。

そう、ゲストは"亀田家”顔負けの血気溢れる三兄弟たちとその友人たち。

実家にも関わらず、肩身の狭い思いで寿司を食らう実の息子。
我が家の様に遠慮無く牛耳る義子たち。
即、家を飛び出したのは、想像に難くはありません。

さらに、近況報告や次回活動について盛り上がっていると
U『うぉぉぉぉぉぉぉぉーー！』

ビールを横倒しに、水浸しのドンさん。
昨年の初活動（※2）と全く同じ展開でした。

0時。
終電ぎりぎりで解散。
次回活動は2月の頭。
はたして、布教は続くのか。
はたして、『ワールド』・『スター』に続く名前は決まるのか。
乞、ご期待。

※1…2009年03月13日『ドン・ムッシュ』参照。

※2…2008年12月14日『プレールーム』参照。