米ハワイ州のホノルル市で開かれていた日本とハワイの国際交流フェスティバルの最終日に、滋賀県彦根市の人気キャラクター・ひこにゃんが参加した今日この頃、皆さん夏休みは滋賀経由・奈良行きですか？
カラカウア大通りでのパレードでは、オープンカーから沿道の市民に愛嬌を振りまいてうたのだそう。
それだけ。
どこかの誰さんの様に、洗脳ダンスを踊ったわけでも、まして兄弟や爺さんを連れてきたわけでも無く、ただ手を振っただけ。
害を与えず無難に振舞って終わり。
さすがひこにゃん、期待通りの優等生ぷりを発揮しています。
正しい、やはり君は正しい。
ただ…
物足りないんですよ。ネタとして。
その点、せんとくんは社会的に誤っていたとしても、話題作りに関してはプロフェッショナル。
ハワイに行こうものなら、アロハ姿でキワモノ遊び。
気付けば、周囲を巻き込み『せんとくんなら知って居いる』を大熱唱！
日本の恥ですね。
そうは言っても、この事が何を意味するかと言えば、常識的に生きる事が必ずしも面白いとは限らないという事。
ファニーを忘れた人々がひこにゃんだとすれば、いつまでも子ども心を忘れないガイハはせんとくん…
！！
例えを誤ってしまいました。
大嫌いですから。ええ。
くれぐれも奈良の童子と一緒にされない様、申し立て存知挙げましてよろしくお願い致します。

・『汗と涙の熱血魂!!』佐賀県庁の職員募集ページが熱すぎる
佐賀県の職員募集情報ページがとにかく熱い、熱すぎる。
トップページには『汗と涙の熱血魂!! 熱き魂を持った若者達よ佐賀に集え!!』というメッセージと、目に炎が描かれたキャラのイラストが掲載され、スポ根漫画のような雰囲気だ。古川康知事も熱いガッツポーズで登場している。
また、県職員の採用情報やセミナー、インターシップの情報などが紹介され、県職員のインタビューが読めるページ『熱血県庁必殺仕事人に聴取！魂の20人』、仕事内容を紹介するページ『これが佐賀県職員の生き様炎の職種紹介』など、各コーナーの名前もユニークで、思わずクリックしてしまいそうなものばかり。
これは本当に県庁のサイトなんだろうか……と思えば左上には『佐賀県の公式ページです！あしからず！』。
『熱き人事担当からの魂のアドバイス』というページによると、『佐賀県の高い志と熱い情熱をもち、挑戦し続ける覚悟を持つ人』『困難な状況でも冷静さと熱意を失わず、責任をもって物事に取り組む人』などを求めているという。
我こそは――という熱血漢は応募してみては？
【infoseek　ニュース】

皆さん、佐賀県について何かご存知ですか？
九州と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、恐らく福岡か宮崎。
そして、ハウステンボスや出島で有名な長崎やトリニータの大分、桜島のの鹿児島、お城や馬刺しの熊本と続くのではない
でしょうか。

あれ佐賀は？
そう、なかなか思い出せない地名や名産。
正直、場所すらも微妙。
おそらく左のほう。

というのも、町田が東京であるように、福岡と長崎の間を跨(また)ぎ、くいこんでいる為に、いまいちはっきりとしないのです。
つまり"なんとなく"福岡な県。

あいつ太郎だけ？
太朗だっけ？
いっそタロキチでよくない?
もう何でもいいじゃん。
そんな曖昧さ。
もはや、避ける事の出来ない"性"だったです。

そんな中、現状を打開すべく作られた熱いホームHP。
炎で彩られたデザインに所々、大和魂をくすぐる『咲かせてみせますサガダマシイ』のキャッチコピー。
そして総勢20人の必殺仕事人たち。
知事は主水か。
『恨み晴らして候』のBGMとともに、切りつけるのか。

だかだーんだだだだーん。

物々しいですね。
空回りしていそうですね。

さっそく”張本人”古川知事のメッセージを読んでみる事にしました。

ページを開くと、ひとりガッツポーズで弾ける笑顔むき出しのおじさん。
やってしまった感ぷんぷん。
いえ、そんなことは無いはず。
何故なら佐賀は、生まれ変わろうとしているのです。

果たしてどのような熱い言葉を投げ掛けているのでしょう。

・こんなあなたを待っています。
公務員にいちばん必要なことは実は『人のお役に立つことが好きかどうか』ということではないかと思っています。

ごくごく普通でした。

さらに『魂の仕事紹介』。
おそらくここに、改革の為の秘策が盛り込まれている筈。
必殺仕事人・遊び人・友愛事業団・ハイパーメディアクリエイター…

どれも胡散臭い。
たぶん無い。
絶対無い。
いったいどんな求人が公募されているのでしょう。

・こがん職種があります。
■事務系のお仕事
・学校事務
・警察事務

■技術系
・総合土木
・建築
・農政
・水産
・薬剤師

…

きわめて普通。
中身はいたって熱くありませんでした。

というわけで、結局何もわからなかった佐賀県。
名産は伊万里焼き。

ふーん。
思わず及川ミッチー的な反応をしてしまうほど、まぁなんというか遠い世界のお話。

SAGA さが SAGA さが
松雪泰子もさが公表してねぇ。

なんだかその気持ちがわかる様な気がしました。
そして、歌っていた本人すら、今やテレ東京やMXテレビくらいでしか見かけず。
心中、お察し致します。

というわけで今後も、カメレオンのように長崎と福岡の”ふり”をしながら、『なんちゃって都会』を演じ続けて下さい。

まさに人のふんどしで相撲を取る感じ。
ガイハもそんな”Alwaysホーム”な人間になりたいものです。

カメレオンSAGA。