カイラボ on Ameba - 終わらない自由研究 in 山梨 -32ページ目

ほったらかし温泉

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こんな夜景が広がる山の上に露天風呂。 

天下茶屋

甲府と河口湖を結ぶ国道137号線。

この峠は「御坂(みさか)峠」といい、ヤマトタケルノミコトが東征する際に通過したことから、坂に「御」の字を付けたといわれています。信州と駿河との間は、古くはこの道をメインルートとして行き交っていたといいます。

「行き交う」の意味の「交い」が転じて「甲斐」となった・・・

山梨県立博物館の企画展「甲斐道をゆく」を観に行ったら、近年の研究で有力な説になっているという説明がなされていました。

国道137号線を道なりに進むと、平成6年に無料化された新御坂トンネルを通って河口湖へ抜けます。このトンネルに入る前に、旧御坂トンネルに向けて登っていく県道708号線が走っています。ここは冬季通行止めになる箇所。通行量の多い国道から逸れると、一転して静かで充実した山道に変わります。

シラカバやミズナラの美しい山道を走ると、旧御坂トンネルへ。
かつては心霊スポットとして有名だったけど・・・

言わせてもらえば、ここで命をかけてトンネルを掘った人々を興味本位で見物に来るのなら、それは当然天罰が下るというものでしょう。それでもちょっとビビリながら暗い暗いトンネルを抜けると、大人気の天下茶屋に到着します。ちょっと、有名になりすぎです。


天下茶屋


天下茶屋


天下茶屋


現在の東京新聞の源流のひとつとなる國民新聞を創刊した評論家・政治家-徳富蘇峰(とくとみ そほう)がここを「天下茶屋」として紹介したことから、人々の注目を集めたそう。極めつけは、昭和13年にここを訪れた太宰治。ここでの滞在の後、甲府で石原美知子と見合いを行い、結婚することになります。映画「ヴィヨンの妻」で好評を博した松たか子の役(佐知)のモデルは、この石原美知子その人です。ここ天下茶屋には、太宰治文学記念館も併設されています。


天下茶屋


天下茶屋


そんなこんなで、太宰ブームや富士山ブームの追い風もあり、ここ天下茶屋は常に大盛況。三ツ峠山への登山口もあるけれど、この長い旧道を利用する人の多くは天下茶屋だけを目的にしているようです。

とにもかくにも、建物は美しい山に溶け込んで味わいがあるし、お店からは富士山までバッチリ見渡せる。これは売れない訳ありません。


天下茶屋


天下茶屋


天下茶屋






そして、天下茶屋が根強い人気の理由は、料理の美味しさそのものに他なりません。こうじを使った本格派の甘酒(500円)や田舎的ないもだんご (580円)もいいですが、この店はほうとうの美味しいお店として定評を得ています。

天下茶屋


定番は「天下茶屋ほうとう鍋」(1050円)。ここのほうとうの最大の特徴は、鮮やかな緑色がよく映える春菊。あっさりめなスープに春菊のほろ苦さが利いて、とても上品なほうとう鍋に仕上がっています。麺は太くコシがあって食べごたえがあり、野菜は対照的に小さめかつ薄めにカットされています。地元の住民が食べていたほうとうとは一線を画す、いわばグルメな旅人たちに提供する郷土料理としてのほうとうといえるでしょう。

暑い夏の時期には、美しく涼しげな雰囲気のところてんも美味しいです。盛り付けに細やかな心遣いを感じます。


天下茶屋



御坂峠 天下茶屋
〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町 河口2739
電話&Fax  0555-76-6659
http://www.d2.dion.ne.jp/~t_chaya/

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どれも美味。量もハンパない。 

西沢渓谷

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三ツ峠山

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