16時35分、病院から電話が。
「何かあれば連絡します」ということだったので
 
なにかあったのか?!と焦りながら電話に出た。
 
担当医から
脳に腫瘍はありませんでした。
まずは一安心です。
ただ、何もないわけではないですが
何もないというか、老化からくるもので
経過を見ていく感じ。
それは病院にカイちゃんを迎えにきていただいたとき
画像を見て頂きながら説明しますね。
 
やはり一番気がかりだった腫瘍が無かった事を
先に連絡していただいた。
腫瘍が無い、と聞いて電話を切ったあと
ぶわっと泣けてきた。
安心安堵。。。
 
何もないわけではないけど、が気になったけど
すぐになにかしないと命にかかわる、というものは
見つからなかったとのこと。
 
19時病院到着。
担当医の午後診察が終わったあとよばれ診察室へ。
 
担当医に抱っこされてもどってきたカイ。
床におろしてもらうと
尻尾を振り振りしながら大喜び。
 
大喜びのあとは、
「もう帰る!」と言わんばかりに
私にワチャワチャ。
 
画像診断の説明を聞かなくてはいけないので
息子にカイをまかせた。
 
カイは11歳。
その年齢の割に、脳の萎縮が進んでいるらしい。
まだ認知症の症状が出るまでではないが
年の割に、老化の進みが早いそうだ。
 
やはり、長期間・・というか断薬していた時期もあったが
ずっと薬を飲み続けているので
健康な子に比べたら、薬の蓄積ダメージは大きい。
それが老化を早めていると。
 
物凄く小さい脳梗塞になった形跡も見つかった。
ただこれは症状が出ないほどの小さな詰まりが起きた後らしく
他に危険なところなどは今回のMRIでは見当たらないそうだ。
 
脳圧なども上がっていないとのこと。
 
じゃあ痙攣発作の原因は?
 
痙攣発作の原因は
いまのところまだわからない。
 
発作の頻度が
12日15日19日(軽め)とあったが
しばらく様子見。
前回、激しい発作があった15日にてんかん薬を処方してもらうも薬があわなかったということもあり
直ぐに薬を飲んで、ということをするより
次、痙攣発作が起きた時にどうするか考える。
同時に内科的な原因もさぐっていく。
吐き気止めも、いったんストップ。
出来れば飲ませたくない、と担当医。
 
発作待ちみたいな感じなのは
ちょっと気が重いが
脳腫瘍などが原因でおきていたのではない、ということが
はっきりした事だけでも多少は気持ちが落ち着く。
 
担当医も一番危惧していた事なので。
痙攣の動画を見る限り、腫瘍の可能性が高かったのだと思う。
が、結果的に無かった。
 
MRIをしても原因がわからないことがあります、というのは
最初から担当医には聞いていた。
 
原因かもしれない1つが検査によって除外されたので
痙攣をおこす要因が経過観察中にわかればいいが
原因不明ということも多いらしく
頻繁に発作が出るようになったら、
カイに合った対処療法を探していかないと。
 
 
 
水を少し飲ませてみて、咽ないようなら
お薬(IMTPの薬)を飲むとき少しフードを与えてもいいですよ
そういわれたが、
がっつきまくるのはわかっているので、さすがに怖い。
 
でも、薬だけで飲んでくれる子ではないので
ペットスウェットゼリーに錠剤を包んで何とか飲ませた。
 
もう、腹ペコ状態MAXで
カイが寝る部屋(私の部屋ですが)にきたあとも
執拗にフードをねだる。
視線がものすっごく痛い。
MRIのとき、全麻なので、喉にチューブをいれていたので
声が若干かすれていて、その声で
クイン・・・クイン・・・と要求。
ちょっと興奮状態だったり
落ち着かない様子も見える。
ちょっと水を飲み過ぎてる気がするので
お水セーブ。
足元がふらついてるかな・・?というのも見えたが
これを書いている今は
私の前で寝てる。
 
今日も発作が起きないことを祈りつつ寝なくては。
 
 
カイの為に沢山沢山元気玉をありがとうございます。
そして皆さまの応援、あたたかい祈り
本当に支えになります。
根本的な問題が解決したわけではないですが
重篤な病変は無く、ひとまずは安堵しています。
 
本当にありがとうございます。