健康一番！
お仕事二番！！
疲れた時は快筋堂
こんにちわ。
いつもお世話になります。
この度、私の生まれ故郷である山形県最上郡戸沢村で豪雨による水害が発生しました。
7月25日前後の4日間で、通常の年の7月一ヶ月分以上の雨が降り、豪雨災害が発生しました。
特に酷かったのは蔵岡地区で、鮭川と最上川が合流する地点で最上川が決壊し、
集落の一階部分が水没する被害が発生しました。
快筋堂包囲網のぽんぽ館の鈴木館長から連絡をいただき、
蔵岡地区の皆さんと職員が泥まみれになった家の後片付けで疲弊しているため、
無料施術をお願いしたいとのことでした。私は、自分の生まれ故郷に対して
最大限の恩返しは施術だと思い、即答で一人でも大丈夫だと答えました。
しかし、私一人では限界があるため、
快筋堂の社員全員に無料施術をお願いしました。
その結果、15人の社員全員が参加してくれることになりました。
先日退職したMさんや、わざわざ上山から参加してくれるYさんをはじめ、
快筋堂社員全員の協力には本当に感謝すると共に良い社員に恵まれ
社員を誇り思いました。
昨日、天童から朝4時半に軽トラックにベッド3台を積み込み出発し、
6時に到着して5人の被災者の方々に施術を行いました。
全員の筋肉が固まっており、辛い思いをされたことが実感できました。
最後の被災者は午前1時に自宅一階に水が入り込み、
停電の中で5時間水の中で必死に棒につかまり、
ヘリコプターで救助された方でした。
全国ニュースで放映されたそうです。その方を施術したところ、
筋肉が固まっており、血流が悪く、代謝が良くない状況でしたが、
施術終了後には笑顔でスッキリされました。
その方は落ち着いたら、自分の父親がカステラを作って天皇陛下へ納めたことがあるので
そのカステラを差し上げると言われました。
私は、幼少時代から爺ちゃんから、自分が幸せになりたければ傍を楽にしろ
『はたらく』と教えられ、35歳で機械を直す仕事から人を治す仕事に鞍替えして
整体業を始めました。
この施術を通じて、爺ちゃんから教わった言葉を実践し、本当にこの仕事をして
良かったと心から思いました。
その後、15時から3人の社員が入り、18人の被災者の方々を施術してくれました。
その社員も被災者を施術することで多くの幸せを感じ、非常に喜んでくれました。
その社員の中には、昨年104才で亡くなったE婆ちゃんのお孫さんで、
精神的に悩んで療養中の社員も今回のボランティアに参加してくれました。
実は、私の夢の中にそのE婆ちゃんが現れ、「家の孫も連れて行ってくれ」
と言われたため声をかけたところ、快く参加して笑顔になりました。
本当に不思議な体験です。当面の間、快筋堂社員全員で
被災者の身体のサポートを続けてまいります。
ありがとうございます。
快筋堂 横山